ＮＥＷＳ・美しい恋にするから 短編小説3

頑張り屋さん　 ページ24

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増「あのさ、」
「はい？」


増「・・・・ごめん。なんでもない」



「エ〜!気になるじゃないですか(笑)」

増「じゃあさ、聞いても後悔しない？」

「・・・・はい。」



増「おれさ、もうその恋のお手伝いは出来ない。」
「え・・・・」


増「・・・・ごめん。苦しいんだ。Aちゃんが他の男のコトをいろいろ聞くの。」


「・・・・・増田くん・・・。」


増「俺さっ・・・いつのまにかAちゃんのことが好きになってた。

一生懸命、俺のいったことを真剣に聞いてメモしたり、

手越の理想の女の子になろうと頑張ってたり・・・・

そんな一途なAちゃんがすきなんだ。」


「増田くん・・・・」

増「俺・・・・手越が羨ましいよ。

こんなに好きになってくれる人がいて。
こんなに真剣に向き合ってくれる人がいて。」


「あの・・」

増「きっと、その告白は成功するよ。

手越の理想のタイプのドストライクだしね




・・・・だからその・・これからはもう応援できない」
「増田君・・・・？」

増「ごめんねっ・・」



「いえ、いいんです。その・・ちょっと誤解してますよ？」


増「へ？？」

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コヤシゲ

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