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はぐらかしたい気持ち ページ40

『やっぱり私は子供のままですか?』





........あれ?







『あ、、ごめんなさい。何言ってるんだろう.....』





藤「いや、ううん。」







先生がこんな顔するなんて、、、



気まずい雰囲気の中、いつの間にか離れた手が

冷たくなるのを感じて、初めて

腕が離れたことに気が付く。





『先生?私、これ買ってきますね。』





平然とした空気を装いたくて、



我ここにあらず。

先生がどこかに飛んで行ってしまっていたから、

いつもの、先生に戻したいから、

出来る限りの、普通を作り出す。









『これ、お願いします。』




レジを離れてた、店員さんに声をかけて、


試着したままだったから、“このまま着ていきます”って伝えて、


お会計しようとしたら、






藤「これでお願いします。」



『先生!?』



藤「大きな声出さないの。」





いつもの大人の顔をした先生が私の代わりにお会計をしようとする。





『そんな、払ってもらうなんて、悪いです』




藤「いいの。お礼、だから。」




『何のお礼ですか。』




藤「デートの。ね♡」






冗談みたいに話す先生だけど、

私には冗談には聞こえなくて、

無意識のうちに、思考がショートする。





頭の中は、先生のことでいっぱいいっぱいだ。





いつの間にか







藤「Aいくよ。」





私の前に居た、先生が振り返って


手を差し伸べてくれた。






私は吸い込まれるように、


その手に、ひかれていくんだ。

子犬が大人になるまで、→←ハイヒール



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飛鳥(プロフ) - まちるださん» コメントありがとうございます! (2019年4月9日 0時) (レス) id: 534a8cb0a6 (このIDを非表示/違反報告)
まちるだ(プロフ) - 応援してます^ ^ (2019年4月9日 0時) (レス) id: 62b60ee23a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛鳥 x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時

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