お弁当[うらさか] ページ11
花火(坂田家)/リクエスト
Aside
キーンコーンカーンコーン
うらた「屋上行こうぜー」
坂田「うらさん、行くの早すぎやて!!」
A「2人とも早いww」
うらたんとさかたんは私の高校で出来た初めての友達だ。
うらたんとさかたんは幼馴染らしい。
席がたまたま近くて仲良くなったのだ。
2人がダッシュで屋上に行くところを眺めながら私もゆっくりと屋上へ向かう
うらた「うっわ、Aの弁当うまそ」
坂田「お母さん凝っとるんやな」
A「ありがとー。これ朝早めに起きて自分で作ってるんだよ、一応」
そう何気なく告げると2人は驚いた顔をした。
そんなに驚くことかな?
うらた「A、料理上手いんだな」
坂田「卵焼き1個もらってええ?」
A「いいよ。不味くて吐きそうになっても自己責任でw」
坂田「いぇーい。じゃ、あーん」
といって口を開けて卵焼きが入るのを待っている。
え、恥ずかしいんだけど
A「はい、あーん..//」
私の箸でさかたんに卵焼きをあーんした。
坂田「うっまい!!」
A「ありがとう」
そうするとうらたんもあーんしてといってきた。
うらた「坂田だけずるい。俺も、あーん」
A「ずるいって..w。あーん」
うらた「美味い。サンキュ」
A「良かった!」
するとさかたんがなぜかふててしまった。
A「さかたん、どうしたの?」
私がそうきくとさかたんは即答で言った
坂田「あーんが俺だけじゃなかったから」
? どういうことかあまり理解できなかったが私は言った。
A「じゃあ毎日、あーんしたげるから機嫌直してくれる?」
そう聞くとさかたんは笑顔で頷いてくれた。
うらた「坂田だけはダメ。俺も毎日してね?」
うらたんに上目遣いでお願いされた。
かっこかわいいんだけど...
そんなにあーんしてほしいのかな?
A「わかった..//」
するとさかたんがうらたんに文句を言って
言い合いになった。
私は加わらずぼーっと眺めていると2人が一緒にこっちを向いて
うらさか「どっちにあーんしたい?」
と真顔でそう聞かれて私は思わず笑ってしまった。
A「ぷっwwどっちでもいいしもう昼休み終わるから戻ろ?w」
ナイスタイミングで
キーンコーンカーンコーンと予鈴が鳴った。
しぶしぶ2人は教室に戻っていた。
それでもまだなにか言い争いをしていた。
こんな関係が一生に続きますように...
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谷たぬき(プロフ) - 花火(坂田家)さん» ありがとうございます! (2020年3月24日 8時) (レス) id: c93556c612 (このIDを非表示/違反報告)
花火(坂田家) - 谷たぬきさん» 作者様、この小説、凄く面白いです!戻ってくるまで待っています!ゆっくりで本当に良いのでいつか戻ってきてください。 (2020年3月23日 22時) (レス) id: 13676382ae (このIDを非表示/違反報告)
谷たぬき(プロフ) - 黒さん» 精神的にきていたのでそう言ったこと言っていただけてとても嬉しいです。いつもありがとうございます (2020年3月23日 20時) (レス) id: c93556c612 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - リクエストに応えて頂いて有り難う御座います !!! フラグが立ってしまうのは仕方が無い事なので 、谷たぬき様の小説をまた見ます !!! とても面白いので 笑 (2020年3月23日 18時) (レス) id: de906e25b4 (このIDを非表示/違反報告)
谷たぬき(プロフ) - トッティーさん» ありがとうございます。こちらの不手際でフラグが立ってしまったのが原因ではないかと思います。本当に申し訳ないです。読んでくださってありがとうございます (2020年3月22日 17時) (レス) id: c93556c612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:谷たぬき x他1人 | 作成日時:2020年2月20日 17時