＊激甘注意＊短編集【浦島坂田船】

膝枕［うらたぬき］ ページ1

Aside


A「んー…ちょっと重いから降りて」

私の彼氏、うらたんは私の膝の上に頭を置いて転んでいた。

うらた「無理」

即答(苦笑) でも可愛い……


A「可愛い…」

私は心の声をボソッと小さな声で言った。

するとうらたんは立ち上がって大きな声で言った。

うらた「俺は可愛くない。かっこいいでしょ？A」


私の表情の様子を見ながら少し強めに言ったうらたん。

A「ウンウン、カッコイイネー」(棒)

“かっこいいでしょ？”と聞いてきたうらたんも実際私から見ると

いや世の中の女は可愛いと思うだろう。


うらたんは少し怒ったような顔をした。

うらた「もういい」

滅多に怒らないうらたんを怒らせてしまった。

私はうらたんが可愛いと言われるのが嫌なのを知ってるのに…。

A「ごめん、うらたん。うらたんは世界一カッコいいよ！！」

私がそういうとうらたんは顔を輝かせて

うらた「だろ！」

と言って笑った。

…//// 思っていた以上にうらたん攻撃にやられた(?)


うらた「まーそんなことどうでも良いんだが、」

A「どうでも良かったんだw」

うらた「うん。」

コクンと頷いたうらたんを見て可愛いと思っていると


ちゅっ


っとリップ音が頭に響いた。

A「！？ うらたん！！//」

うらた「さっきの仕返し」

A「可愛いなぁもう」

ついそういってしまうとうらたんは目をギラッと光らせ

私が食べられそうなぐらい濃いキスを…。

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