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大輝サイド
まずはアイツの動きを止めないと…!
エレキギターを弾きながらスピードを上げて､帝王に向かって泳いだ｡
帝王(大光憑依)「むっ…?」
大輝「(エレキギターを中音で弾く)」
次々と放ってくるビームをかわしていき､
近づいていくと､クラゲ達を出して大光の体にくっつかせた｡
帝王(大光憑依)「ぐっ…」
大輝「大光から離れろっ!!(エレキギターを弾く)」
帝王(大光憑依)「うぬっ…!」
大輝「(よし､効いてる!)」
大光の体にくっついたクラゲ達が電気を流すと､帝王は苦しみだした｡
さらに､オンディーヌ・タクトを手にすると､
大輝「アクア・フラッシュ!!」
帝王(大光憑依)「ぐっ､眩しい…」
青い光で目眩ましさせ､帝王を怯ませてさらに苦しませる｡
よし､後は…｡
帝王(大光憑依)「ぬぅぅぅ…」
大輝「えっ!?」
帝王(大光憑依)「はぁっ!!」
あぁっ!?帝王が放った衝撃波でクラゲ達が消滅してしまったΣ( ﾟДﾟ)!
帝王(大光憑依)「我の威力を思い知るがいい…はぁぁぁっ!!」
大輝「うわぁぁぁ(＞_＜)!!」
大光の目を赤く光らせると､両手から大きな渦潮を放ってきて俺は飲み込まれてしまった｡
大輝「(しまった…!ギターとタクトが…!)」
渦潮に飲まれて回っている間に､エレキギターとオンディーヌ・タクトを落としてしまう｡
帝王(大光憑依)「(目から赤いビーム､両手から黒い激流を放つ)」
大輝「きゃああああ(＞_＜)!!」
渦潮の中で身動きが取れない間に､帝王の攻撃を受けてしまう｡
強い…さすが､セイレーン一族の帝王…!
帝王(大光憑依)「凄い…今までの器の中で､最強ではないか…!」
帝王は勝ち誇るように､「ふはははは…!」と笑っている｡
くそっ…帝王からの攻撃のダメージが大きかったからか､ボロボロで動けそうにない…｡
いや､大光を取り返すために､諦めてたまるか…!
渦潮の中で回られながらも､頑張って体を動かし､
落ちているオンディーヌ・タクトを拾いに行く｡
あともうちょっと…あと少し…｡
大輝「(取れた…!)」
エレキギターは後で拾えばいいか｡
帝王(大光憑依)「よし､このまま陸の上に…」
大輝「行かせるか!パール・チェーン!!」
帝王(大光憑依)「何っ…!?」
タクトから真珠で作られた鎖で､帝王を拘束して身動きを取れなくした｡
クラゲ達で出来ないなら､これで封じてやる!
帝王(大光憑依)「こんな物…何っ､取れないだと!?」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年12月5日 20時
