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大輝サイド
一応､威力を下げて音符の射撃攻撃をしたけど､
ちょっとやり過ぎたかな…(ーー;)｡
とはいえ､限界まで威力を下げたつもり｡
威力の調整って､難しいんだな…(ーー;)｡
「よくもやったな!」
「くらえ!」
大輝「(エレキギターを弾きながら泳ぐ)」
スピードを上げて攻撃をかわし､こちらも短剣を手にすると､
襲いかかってきたセイレーン一族の人魚達に向かって､泳いだ｡
大輝「はぁっ!」
「うわっ(＞_＜)!?」
「速いっ(＞_＜)!?」
カキン!カキン!
人魚が持っている短剣を落としていき､
大輝「(エレキギターを中音で弾く)」
「うあっΣ( ﾟДﾟ)!?」
「くっついて取れない(＞_＜)!?」
クラゲ達に引っ付かれたセイレーン一族の人魚達は､身動きが取れなくなる｡
「仲間に何てことをするんだ!」
「俺達も行くぞ!」
「おぉーーーーーっ!!」
大輝「動くな( ｀ー´)!」
ドカン!!
「っΣ( ﾟДﾟ)!?」
俺はエレキギターを襲いかかってきた､セイレーン一族の人魚達の目の前に､
エレキギターを弾いて音符を撃ちつけた｡
大輝「これ以上､俺に攻撃を仕掛けてきたら､コイツらをクラゲの電気で痺れさせてやるから」
「やめろ…!仲間達を放せ…!」
大輝「じゃあ､争うのをやめるんだ」
「何でだよ…!」
大輝「これ以上､争っても何も生まれない｡殺し合いをしても無意味なんだよ」
「なっ…」
青木「皆!」
「おっ､セイレーン一族の姫君がお帰りだ!」
「これで､戦力が増えたな!」
大輝「青木…元木に内村まで…」
人魚の姿だけど､すぐに分かった｡
ピンク色の髪に上裸､ベビーピンクの尾びれが青木､
金髪に上裸､赤色の尾びれが元木､同じく金髪に上裸､水色の尾びれが内村だった｡
「姫君!さぁ､俺達と一緒にアイツを倒しましょうぜ!ご指示を…」
青木「ねぇ､皆｡こんな争い､やめよう(´・д・｀)?」
えっ､青木…｡
「何を仰って…」
青木「こんぴーの言う通りだと思う｡同じ人魚なのに､どうして争わないといけないの(´・Д・｀)?」
「そ､それは…」
青木の問いに､流石のセイレーン一族の人魚達は戸惑い気味になっている｡
青木「そんな事をしても､残るのは大切な仲間を失う悲しみだけ｡皆だって､大切な人魚がいなくなったら､どうするの(´・д・｀)?」
「…」
青木「俺は人魚の世界も人間の世界も､どっちも好き｡どっちも素敵な世界｡争ったりしたら､失う物があるかもしれないじゃん…」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年12月5日 20時
