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矢花サイド
琳寧の父「あれ?矢花さんじゃないですか(^^)!」
矢花の父「おぉ､菅田さん!ご無事で良かったです(^^)!」
琳寧「バナさん!来たんだね(^-^)!」
矢花「琳寧くん(^-^)!」
炊き出しの朝食を持ってきていた琳寧くんとご家族が話しかけてきて､俺達は安堵した｡
どうやら偶然､矢花家がとった場所の近くに菅田家がいたみたい(^^)｡
1つ下の妹の音杏ちゃんもいて､仲良しの結と「大丈夫だった?」とお互いに言いながら､喜んでいる｡
上田「矢花､お前も来たのか」
矢花「上田さん!あっ､みたらしだんごも!」
琳寧くんの飼い猫で陽だまり湯の看板猫､みたらしだんごは上田さんに抱かれていた｡
琳寧「琳寧達が高校生に進級する前の春休みの時も､港町に大雨が降っていたんだよね…(´・_・`)」
上田「しかも俺ら､あの時は大変だったしな…(-_-;)」
大変だった…あー､あの事ね(´・_・`)｡
俺は上田さんがルガン一族の人魚である事は最近､知ったんだ｡
こんぴーから電話で聞かされて｡
しかも､凶暴な鮫の一族よ(;ﾟдﾟ)!?
海のギャングって呼ばれている…｡
上田「ここだとマズいな｡ちょっと､人のいない所に行こうぜ」
琳寧「そうですね｡(琳寧の家族に)パパ､ママ､音杏｡琳寧､ちょっとトイレに行ってくる」
矢花「(矢花の家族に)俺も行くわ」
そう言って､俺達は人気のない場所に移動した｡
琳寧サイド
矢花「それじゃあ､あの時の大雨と嵐は､セイレーン一族の帝王の仕業だと言う事ですか…?」
上田「あぁ｡俺がルガン一族の族長と戦っていた時､急に起きたんだ｡人間の器を使って､復活したんだよ」
人気のない場所で､師匠から港町で大雨と嵐が起きた原因を聞かされたバナさん｡
バナさんは「マジですか?」という表情をしている｡
琳寧「琳寧､帝王の復活の器にされそうだったけど､師匠に助けられたの｡それに､克樹も復活の器にされそうだったみたいで…(´・_・`)」
矢花「ダカさんも(;ﾟдﾟ)!?」
上田「あぁ｡それから先程､樹からLINEが来た」
師匠はスマホを出すと､琳寧達に見せてくれた｡
樹大変です!セイレーン一族の帝王が復活してしまいました!復活の器に使ったのは…大光っす!
琳寧&矢花「大光(;ﾟдﾟ)!?」
何で､大光が…!
上田「佐々木…俺らが知らぬ間に捕まっていたとはな｡気づけなかった自分が情けないぜ…(-_-;)」
琳寧「師匠…(´・_・`)」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年12月5日 20時
