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第30話 拝啓、記憶を無くした君へ ページ37

大輝が病院に行っている、その頃…。


樹サイド

樹「バイトの後輩の様子がおかしい?」

ジェシー『そうなんだよ!接し方はいつもと同じなんだけど、髪型は変わってるし、耳にピアスを着けているんだよ!俺も高地も慎太郎も妙におかしいと感じて…(´・_・`)』

俺は、きょもが所属している事務所・ドリームミュージックの廊下で、ジェシーと電話していた。

きょもはレッスン室でダンスレッスン中であり、

その様子を見ていると、急にジェシーから電話が来たんだよ。

そしたら、カフェでバイトしている大光の様子がおかしいと。

樹「これは一大事かもしれないな…」

ジェシー『一大事(;゚д゚)!?』

樹「とりあえず、カフェに行くわ!裏口からチャイムを押すから、そこで待ってくれ!」

ジェシー『えっ!?樹…』

樹「(スマホの通話を切る)もしや、大光を…」

滝沢「おぉ、樹。大我、調子はどう(^^)?」

樹「しゃ、社長!はい、頑張ってますよ(^_^;)!」

タイミング悪く、社長が来てしまった。

これから1度、家に戻らないといけないのに…(>_<)!

滝沢「どうした?何か用事でも思い出した?」

樹「そ、そうなんすよ!急に、トゥルースラブから連絡が来て!だけど…」

滝沢「緊急の用事なんじゃない?行きなよ。大我には、俺から伝えておくから」

よ、良かった…(^_^;)。

樹「すみません、ありがとうございます!すぐに戻ると、彼に伝えて下さい!」

滝沢「OK、気をつけて(^^)」

社長、本当にすみません!きょも、ごめん!

心の中で謝りながら事務所を飛び出し、車に乗って家へと走り出した。


その頃、病院では…。


大輝サイド

大輝「失礼しま…えっ?」

手越「今野…ちゃん?(・・?)」

大輝「塾長…」

嶺亜の病室の扉を開けた途端、ベッドの近くに座っていた塾長がいた。

どうして、塾長がここに?嶺亜とは、どーゆー関係?

青木「こんぴー、あの人は?」

大輝「あー…この人は、音楽塾の塾長をやっているんだ。手越祐也さん」

青木「そうなんだ…」

手越「今野ちゃんの友達?」

大輝「あー…はい。クラスは違うんですけど」

青木「B組の青木滉平です。初めまして、塾長さんm(_ _)m」

手越「音楽塾の塾長の手越祐也です。よろしくね(^_^ゞ)!」

青木「( ゚д゚)ポカーン」

大輝「塾長…(ーー;)」

また、出た。塾長の独特の挨拶。

青木が困ってるじゃんか…(¬_¬)。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年9月11日 21時

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