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大輝サイド
キーンコーンカーンコーン…。
大輝「あっ、お弁当食べてない…(・_・;)」
青木「俺も…(^_^;)。2人とも、先に戻って」
内村「OK〜」
元木「早く戻って来いよ」
昼休み終わりのチャイムが鳴り、俺と青木は急いでお弁当を食べたのだった。
それから、放課後。トゥルースラブにて…。
高地サイド
高地「…分かったよ。気をつけてね」
スマホの通話を切って、ズボンのポケットにいると、
カウンターに座っている私服姿の慎太郎(今日は非番)が「誰から?」と、声を掛けてきた。
高地「大輝から。友達のお見舞いに病院へ行くってさ」
慎太郎「そっか」
大光「お待たせしました!ブレンドコーヒーっす(^-^)!」
慎太郎「おっ、サンキュー(^-^)」
大光は「ごゆっくりどうぞ」と言って、他のお客さんの注文を聞きに行った。
慎太郎「なぁ、大光の奴。雰囲気が変わった気がするんだけど(・_・;)」
ジェシー「俺らもそう思った。接し方は、いつも通りの大光だけど…」
だって、オールバックの髪型に両耳にはピアス。
うちのカフェは別に髪型もしかしたらアクセサリーも、問題はないんだけどね。
でもなぁ…。
高地「ジェシー。樹に連絡して」
ジェシー「OK(大光に気づかれないように、奥の部屋に入る)」
大光「かしこまりました(^-^)!」
…何か、妙に寒気がするんだけど(ーー;)。
その頃…。
大輝サイド
放課後、青木と一緒に病院に行ってエレベーターに乗って5階まで上る。
嶺亜…ちょっとは記憶が戻ったかな。
もし戻ったら、アイツに協力をしてもらいたいし。
嶺亜が入院している530号室に行き、扉をノックしてから開いた。
大輝「失礼しま…えっ?」
手越「今野…ちゃん?(・・?)」
大輝「塾長…」
そこにいたのは、嶺亜のベッドの近くに座っていた塾長だった。
嶺亜と、どーゆー関係なんだ…(・_・;)?
第29話『浮気疑惑、再び』 終わり
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年9月11日 21時