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大輝サイド
青木「こんぴー…?何のつもりなの…( ; ゚Д゚)?」
大輝「正直に言え。俺の彼氏…大光と浮気しているのは、お前だろ?」
青木は何の事か分からず、青ざめて黙ったまま俺を見つめている。
大輝「彼氏がいると言って、大光にも手を出してるんだろ!?」
青木「ねぇ、どういう事…?俺は…」
大輝「今朝、お前が音楽室で大光とキスしていたのを見たんだよ!」
顔は見えなかったけど、浮気相手の身長は青木と同じぐらいだった。
黒髪だし、青木に間違いない(最初は疑いたくなかったけど)。
青木「俺は今朝、彼氏…檜山くんと教室にいたの!それに…」
大輝「黙れ!浮気者め(`ヘ´)!」
青木「…っ!?」
大輝「俺と大光を引き離そうとしたのは、お前なんだろ!?セイレーン一族の人魚が(#`皿´)!!」
青木「ど、どうして…知ってるの…?キャッ(>_<)!?」
俺は青木の右手を無理矢理、掴んだ。
大輝「やっぱり。この学校に、セイレーン一族が紛れていたんだ」
青木「離して、こんぴー(>_<)!俺は違うってば(>_<)!」
大輝「浮気者の言葉なんて、信じたくないね!」
青木「うっ…(T_T)」
ガチャ!
元木&内村「青木!!」
青木「湧さん!うっちー!」
大輝「(アイツら…!)」
扉が勢いよく開いて出てきたのは、B組の生徒でルガン一族の元木と内村だった。
そういえば、青木もB組の生徒だったよな…?
元木「どこにもいないから、探したぞ!」
内村「そうだよ!…って、何で今野に手を掴まれてるのΣ( ゚Д゚)!?」
元木「おい!青木の手を離せ(`ヘ´)!」
大輝「コイツは今朝、音楽室で俺の彼氏と浮気していたんだ(`ヘ´)!」
元木&内村「はぁっΣ( ゚Д゚)!?」
はぁっ!?って何だよ。そんなポカンとした顔をして。
元木「お前、何を思いこんでんだよ。今朝、青木は俺らと教室にずっといたぞ」
大輝「嘘だ!大光と浮気相手は、黒髪で青木と同じぐらいの身長だった!だから、コイツが浮気したんだよ(#`皿´)!」
内村「本当だよ!それに青木は、今野と戦う気は無いって…」
大輝「…どういう意味?」
思わず、ポカンとしてしまった。
青木「こんぴー…ちゃんと説明する。俺の手を離して。それと、武器を下ろして」
何が何だか分からなくなってしまい、
仕方なく、青木の手を離してあげ、短剣も下ろした。
青木「俺ね、昨日の朝、こんぴーと彼氏の話を聞いていたの。そこで、こんぴーがオンディーヌ一族の人魚だという事も知ったんだ…」
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年9月11日 21時