狂犬と歌姫の条件 Part6 (ページ27)

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大輝サイド

矢花「よし､これで終わりだね」

大輝「じゃ､帰るか」

放課後､今週の掃除当番の俺と同じく掃除当番の矢花は､

教室の掃除を終えて､ゴミ袋を出しに行った｡

そのまま､校門を出てカフェに向かう事に｡

矢花「そうそう｡龍もクリスマスパーティーに参加するって､言っていたよ」

大輝「シーニュ一族の?アイツ､族長だから流石に無理じゃないの?」

矢花「仲間達や長老から許可もらったみたい｡たまには息抜きするといいって(^^)」

大輝「そっか｡帰ったら､高地さんに伝えておくよ」

そんな会話をしていると､あっという間にカフェに着いた｡

カランコロン♪

大輝「ただいま」

高地「お帰り､大輝(^^)｡矢花くん､いらっしゃい(^^)」

矢花は「こんにちは(^^)」と挨拶して､テーブル席に座った｡

大光は今日､バイトって聞いたけど､姿が見当たらないな…｡

ジェシー「大光なら､出前に行ったよ」

また､出前か(-_-;)｡しょうがないな｡

大輝「あっ､矢花の友達がクリスマスパーティーに参加したいって｡人数の追加､出来ますか?」

高地「OKだよ｡今年のクリスマスパーティーは賑やかになりそうだね(^_^;)」

ジェシー「いいじゃん!楽しそうだし(*^^*)!」

矢花「ですね(^^)｡あっ､注文お願いします」

ジェシー「はいはーい(^^)」

大輝「じゃ､矢花｡ゆっくりしていけよ」

矢花「ありがと(^^)」

カウンターにある奥の部屋に入り､

自分の部屋に向かう途中､ピコン♪とスマホが鳴った｡

大光大輝､お帰り｡教室の掃除､お疲れさん♪今日も愛してるぜ♡

大輝「出前中に､LINEするなよ…//」

呆れながらも､「俺も愛してる｡出前､気をつけてな」とLINEして､自分の部屋に入った｡

第28話『争いのない日が来るまで』終わり