狂犬と歌姫の条件 Part6 (ページ19)

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第28話争いのない日が来るまでページ19

大輝サイド

カフェに帰る途中､俺の目の前に現れたのはルガン一族の男子2人｡

その目的は…｡

内村「女帝様が倒されたという話を聞いたんだ」

元木「俺らは､その仇を討ちに来たんだ!今野大輝!お前を倒す!」

大輝「何だってΣ( ﾟДﾟ)!?」

ルガン一族のコイツらが女帝様って呼んでいると者とは､カイゼリン・セイレーンの事だろう｡

もしや､コイツらが嶺亜を!?

大輝「カイゼリン・セイレーンの正体は､俺の仲間だったんだ!お前らがやったのか(｀ヘ´)!?」

内村「えっ…そうなの( ; ﾟДﾟ)!?」

元木「颯太!コイツの言うことなんか信じるな!嘘に決まっている(｀ヘ´)!」

流石に俺らと敵対している一族だから､信じるわけないか…｡

元木「それに俺らはやってないし､知らないね!」

大輝「とぼけるな!お前ら一族がやった事だろ(｀ヘ´)!?」

元木「だから､知らねぇっつうの(＃｀皿´)!!」

大輝「おっと!」

ぶちギレた元木が嵌め込んだ籠手で､俺を切り裂こうと襲ってきたので､

後ろにジャンプしてかわした｡危ねぇ…!

敵対している一族に会った以上､俺も戦うしかない｡

真珠貝のブローチを出して開けると､ピッピッと操作して､

武器であるエレキギターを取り出した｡

内村「ええっ!?楽器なんて持ってたのΣ( ﾟДﾟ)!?」

元木「怯むな､颯太!そんなものが無くても､俺らのコンビネーションでアイツを倒すぞ!」

内村「お､おう!」

うちわく「おりゃあ!!」

籠手で襲いかかってきた元木と内村を見て､エレキギターを弾き始めた｡

大輝「くらえっ!!(エレキギターを低い音で弾く)」

元木&内村「うえっΣ( ﾟДﾟ)!?どわぁぁぁっ(＞_＜)!!」

いくつものピンク色の音符を出すと､射撃のように向かってアイツらに命中した｡

内村「痛ってぇ…(＞_＜)!」

元木「まだまだぁ!!もう一度､行くぜ(｀ヘ´)!」

大輝「頼むぞ!(エレキギターを中音で弾く)」

元木「うがっ!?何だよ､これ(＃｀皿´)!!」

クラゲ達が現れて､元木の体に引っ付いた｡

元木「おい､離れろ(｀ヘ´)!」

内村「湧!今､助けてやるから!おい､あっちに行け(｀ヘ´)!」

内村が籠手で元木に引っ付いているクラゲ達を取ろうとしたのを見て､再びエレキギターを中音で弾いて出てきたクラゲ達を内村に向かわせる｡

内村「なっ!?俺にまでくっつくな(｀ヘ´)!」

元木「颯太!?」

大輝「痺れやがれっ!!(エレキギターを高音に弾く)」

うちわく「どぇぇぇぇ!!シビレビレ…(＞_＜)!」