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21-6 ページ7

大輝サイド

大輝「お前の項に、セイレーン一族の刻印があった!信じたくはないけど、嶺亜じゃないかと確信した!どうして、裏切った!?答えてくれ、嶺亜!!」

カイゼリン・セイレーン「嶺亜、嶺亜ってうるさいっつーの!!」

大輝「うわっΣ( ゚Д゚)!?エレキギターが…!」

杖から光線が来て、何とかかわしたけどエレキギターを落としてしまった。

急いで泳いで取りに行こうとした時!

カイゼリン・セイレーン「そうはさせない!!」

大輝「うわっ!?しまった(>_<)!?」

カイゼリン・セイレーンの背中から黒いシルクの布が出てきて、俺を拘束した。

くっ…!身動きが取れない…!

そうだ、短剣で…!

カイゼリン・セイレーン「切らせるもんですか!!」

大輝「っ!?あっ、短剣まで…!」

カイゼリン・セイレーンの光線攻撃が来て、当たってしまい、

短剣までも落としてしまった。

カイゼリン・セイレーン「これでも、くらえっ!!」

大輝「うわぁぁぁぁぁっ(>_<)!!!!!」

黒いシルクの布から電撃が流れ、俺に直撃した。

人魚は電撃に弱いから、ダメージは相当な物だ。

コイツ、人魚は電気に弱いからって、布にまで仕込んでおいたのか…!

大輝「…うーん(@_@)」←電撃を受けて気絶

カイゼリン・セイレーン「あら〜、気絶しちゃった(そう言いながら、大輝に近づく)」

大輝「…」

カイゼリン・セイレーン「気絶している所、悪いんだけどさ。あんたも、私と同じくセイレーン一族の仲間にならない?」

大輝「…」

カイゼリン・セイレーン「あんたと戦っていてさ、思ったんだよね。オンディーヌ一族よりも、セイレーン一族の方が良いんじゃないかって」

大輝「…」

カイゼリン・セイレーン「まぁ、強制的だけどさ(見たことない短剣を出す)」

大輝「…」

カイゼリン・セイレーン「これはローレライの魔剣と言って、人魚の刻印に刺すと、どの一族でも関係なくセイレーン一族の人魚になってしまう短剣。これで、あんたも仲間入りね。ふふふ…」

大輝「…」

カイゼリン・セイレーン「(大輝の右の手のひらを掴んで)…やあっ!」

大輝「アクア・フラッシュ!!」

カイゼリン・セイレーン「なっ!?うわっ、眩し…うわぁぁぁぁぁ!!」

大輝「気絶してると思った?」

カイゼリン・セイレーン「な、何で…?」

吹っ飛ばされて、倒れたカイゼリン・セイレーンは俺を睨み付けていた。

大輝「何でだと思う?多分、これのお陰」

俺は、右手の中指に嵌めている指輪を見せた。

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年8月15日 22時

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