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24-7 ページ38

大輝サイド

次の日の朝。朝食を食べ終えて、ボストンバッグを手にした。

大光「じゃあ、大輝。また、泊まりに来いよ(^-^)」

大輝「うん。あっ、大光。今日、バイトは?」

大光「もちろん、あるよ。後で行くからさ(^^)」

大輝「そっか。じゃあ、また後で(^^)」

大光に見送られ、家を後にしてカフェへと歩き出した。

そういえば昨日、クリスマス・イブの日、

トゥルースラブで高地さんとジェシーさんの関係者を集めて、

クリスマスパーティーをやるって、大光が言っていたっけ。

俺も参加できるのかな?お二人に聞いてみよう。

高地「おっ、大輝。お帰り(^-^)」

カフェの出入り口前で掃除している高地さんが気づいて、微笑んだ。

大輝「ただいま(^-^)」

高地「お泊まり会、楽しかった(^-^)?」

大輝「はい…//」

ジェシー「(扉を開けて)高地〜。あっ、大輝じゃん。お帰り(^-^)」

大輝「ただいま、ジェシーさん(^-^)」

ジェシー「おや?ちょっと顔が赤いけど、もしや大光と…(^^)」

高地「変な事を聞くな(`ヘ´)!(バシッ!とジェシーの頭を叩く)」

ジェシー「痛い…(T^T)」

大輝「…(ーー;)」

呆れるように見つめた後、俺は「行きますね」とカフェに入った。

とりあえず、手洗いとうがいしてから、持っていった寝巻きとか洗濯しようっと。

午後には、嶺亜のお見舞いに行きたいし。

大輝「(あれ?洗濯機が動かない?壊れてるのかな…)」

気になって高地さんとジェシーさんに聞いた所、

昨日、洗濯機が壊れてしまい、後日に修理に来るらしい。

仕方なく、コインランドリーで洗濯する事になり、

高地さんからコインランドリー代を貰って、行く事になった。

大輝「矢花!」

コインランドリーに向かって歩いていると、矢花を発見した。

この前の事を謝らないと…。

ダウンジャケットにジーンズスタイルの矢花は、振り返って俺を見つめている。

コインランドリーは大光の家の方面にあるので、大光の家にでも行こうとしているのだろうか。

大輝「矢花。この前の事だけど…おいっ!?」

謝ろうとしたら、矢花は無視して俺から逃げるように走り去っていった。

大輝「矢花…(´・д・`)」

初めて出来た人間の友達に無視され、俺は洗濯物を抱えたまま、立ち尽くしていた…。


第24話『狂犬に包まれたなら』 終わり

第25話 帝王の存在→←24-6



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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年8月15日 22時

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