狂犬と歌姫の条件 Part5 (ページ24)

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大光サイド

大橋『さぁ､最後はアルバイトの佐々木大光くん(^-^)!』

大光『ういっす!アルバイトの佐々木大光っす(*^^*)!』

大輝「大光だ」

大光「えへへ…//」

テレビに映った自分を見て､照れてしまう(^^)｡

大橋『それでは店長､この店のおすすめをお願いします(^-^)』

高地『かしこまりました(^-^)』

テレビに映っている店長が『こちらです』と､スイーツセットを持ってきた｡

高地『クランベリーのタルトでございます｡こちらは11月～12月限定の期間限定で…』

大光「このスイーツ､期間限定のスイーツセットの中ですぐに売り切れなっちゃうんだよな～」

大輝「人気なんだろ」

大光「それもそうだけどさ｡クランベリーがなかなか入手できないらしくて､販売休止になる事がしばしばあるのよ｡店長も困っていてさ｡クランベリーのタルトは今年で最後にしようかな､って店長が言っていた(^_^;)」

大輝「期間限定のメニューを考えるの､大変だな…(^_^;)」

大橋『では､いただきます!パクッ!もぐもぐ…うーん!クランベリーの果実の酸味､クランベリーのジャム､そして柔らかめのタルト生地が口の中で踊っているようですわ(*^^*)!』

リポーターの美味しそうな笑顔がドアップで映る｡

大橋『他にも期間限定のメニューは､あるんですか?』

ジェシー『今月はクランベリーのタルトの他に､ブッシュ・ド・ノエルとシュトレンを出します｡ただし､日替わりで1日10セットで販売しますので､お早めに(*^^*)!』

大橋『おー､これはまた行きたくなりますわ(*^^*)!クリスマスに相応しい､スイーツセットやね(^-^)!』

大光「ブッシュ・ド・ノエルとシュトレンか…」

大輝「どうしたの?(・・?)」

大光「あー､今年のクリスマスパーティーはどっちで出すのかなって｡トゥルースラブで貸し切りで開催される…」

大輝「そうなの?大光も参加するのか?」

大光「あー…俺､昨年も一昨年も不参加だったんだよ(^_^;)」

大輝「どーゆー事?ご家族に何かあったとか?」

大光「いや､俺の不祥事…(^_^;)」

毎年のクリスマス・イブの日､トゥルースラブでは店長とジェシーさんの友人や関係者が集まって､パーティーをするんだ｡

アルバイトである俺も参加できて毎年､楽しみにしていたけど､

いずれも体調不良で不参加だったんだよ…(´・д・｀)｡

昨年はインフルエンザ､一昨年は腹痛で(ーー;)｡

今年は絶対に参加したいな…｡