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大光サイド
大輝「ケチャップに醤油､ソースに味醂に料理酒…これは多分､ハンバーグソースだと思うけど｡片栗粉に白ワインって…」
大光「あー､それはチーズフォンデュの材料だよ」
大輝「チーズ…フォンデュ?(・・?)」
大光「そ｡白ワインがなかなか高くてさ〜(^_^;)｡バイトで貯金したお金で買ったんだ」
今夜の夕食は､チーズインアウトハンバーグ｡
佐々木家の秘伝料理で､よく母ちゃんが作ってくれたんだよ｡
めっちゃバリうまで､忘れられない味だった｡
母ちゃんが亡くなってから､食べられなくなっちゃって…(T_T)｡
だけど､両親の遺品整理をしたら母ちゃんのノートが見つかって､
その中に､佐々木家の秘伝料理のレシピが書いてあったんだ｡
だから､再現したくて失敗しながらも何度もチャレンジして…｡
大光「よし､ハンバーグのタネが出来上がったから､こねてみようか」
大輝「こねてみる?(・・?)」
大光「そ｡こうやってやるんだ｡やってみ(^^)?」
大輝「こ…こう…//?」
大光「どれどれ…おっ､なかなか良いじゃん(^-^)」
ようやく上手くできて､兄ちゃんと姉ちゃんが食べたら絶賛して喜んでくれた(^-^)｡
母方のじいちゃんとばあちゃんにも作ってあげたら､「美味しい!」って好評価を貰ったよ｡
褒められて､嬉しかったね(*^^*)｡
大光「で､真ん中に窪みを作るんだ」
大輝「こ､こう…かな…//?」
大光「うん､それぐらいかな｡その中に､チーズを入れて」
大輝「うん」
大光「それで､手ごねするよ」
大輝は緊張しながらも､チーズが入ったハンバーグのタネを手ごねする｡
初めてにしては､なかなかの手つきだ｡
あの子､将来は主婦になれそうだな(*^^*)｡
今度はハンバーグ以外にも､料理を教えてあげよ(^-^)♪
形が整ったハンバーグをフライパンに入れて､片面を焼き､
焼けた後に裏返して､蒸し焼きにする｡
大光「チーズフォンデュも出来上がったかな｡うーん､トロトロだ(*^^*)」
大輝「本当だ」
大光「大輝､ハンバーグの皿を出してもらって良い?紫色とピンク色の平らな皿ね」
大輝は「OK」と､棚から2枚のお皿を出した｡
よし､ハンバーグにケチャップ､醤油､中濃ソース､味醂､料理酒を入れて混ぜ､ソースを作るか｡
ソースが出来上がって､別皿にして…｡
大輝が持ってきたお皿に､出来上がったハンバーグを乗せていく｡
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年8月15日 22時
