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その夜…｡
ジェシーサイド
カランコロン♪
ジェシー「いらっしゃいませぇ!おっ､慎太郎じゃん!」
慎太郎「間に合ったぁ(^_^;)!週替わりメニュー､まだ残ってる?」
高地「あぁ､大丈夫｡仕事終わり?(・・?)」
慎太郎「そうなんだよ〜｡もう､腹ペコ〜(^_^;)」
19時前､お巡りさんの慎太郎がカフェにやって来た｡
慎太郎「(メニューを見て)週替わりメニューで､飲み物は珈琲ね(^^)」
高地「はいよ(^^)」
ジェシー「OK〜(^^)」
高地は厨房に入っていき､俺はカウンターに入って珈琲を淹れる事に｡
アナウンサー『今日の午後､都内にある森の湖近くで数人､倒れているのをパトロールしていた警察官が発見し､119番を通報､病院に搬送されました｡全員､命には別状はないとの事です｡都内の森では､人が行方不明になる事件が相次いでおり､湖の近くで倒れていた事から全員､事件の被害者だと思われます』
テレビで､大光の家の近くの森で起きている事件のニュースが流れる｡
慎太郎が他のお巡りさん達と一緒に､警備をしていた場所だ｡
ジェシー「行方不明になった人達､見つかったんだ｡あっ､珈琲ね」
慎太郎「ありがと｡うん､ちょうど俺が森の中をパトロールして､湖の様子を見に行ったら数人程､近くに倒れていて｡事件に巻き込まれた被害者じゃないかって､救急車を呼んだんだ」
あっ､通報したのは慎太郎だったのか｡
慎太郎「でも､犯人は行方知れずのままだよ｡湖の近くには犯人らしき奴もいなかったし､手掛かりも見つからないって｡捜査は振り出しだよ…(ーー;)」
ジェシー「そっか｡それで､あの森は…」
慎太郎「あー､警察署の刑事達や鑑識の人達が数日間､出入りして調べるから､しばらく通行は禁止になるかも」
ジェシー「マジか｡大光が､近道で使っているからなぁ｡またしばらく､回り道を使うことになるだろうからアイツ､可哀想だよ…(´・д・｀)」
なお､警備していた慎太郎や助っ人で来てくれたお巡りさんは､
パトロールの仕事に戻るとのことだ｡
高地「慎太郎､お待たせ｡週代わりのディナーメニュー､ハヤシライスセットです(^-^)」
慎太郎「おっ､待ってました!いっただきまーす(*^^*)!!」
高地が持ってきたハヤシライスセット(スープ付き)を置くと､
慎太郎はスプーンを手にとって､バクバクと食べ始めた｡
高地「本当によく食べるなぁ…(^_^;)」
ジェシー「だね｡あっ､大輝は夕食､食べたかな?」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年8月15日 22時
