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大光サイド
矢花「この前の文化祭で、大光が主役でミュージカル劇をやったからファンになったんじゃないの?」
大光「そうか?だけど、俺の事が好きだって。しかも、Loveの方…」
矢花「ラ、LoveΣ( ゚Д゚)!!!!!?????」
大光「声がでけぇよ(`ヘ´)!!」
矢花「ご、ごめん…(お前も声がデカイよ…(^_^;))」
大光「まぁ、とにかく織山はいなくなったから安心だぜ。とりあえず、サンキューな(^^)」
矢花「ど、どういたしまして…(^_^;)(俺、別に何もしてないけどな)」
矢花が港町にやって来たのは、俺と同じく陽だまり湯に行く為だそうだ。
しかも、矢花の小学校時代の同級生が看板息子をやっているんだという。
なので、矢花と一緒に陽だまり湯に行く事にしたのだが…。
矢花「俺、行くのが久々だから道を覚えてないんだ。ちょっと、スマホで調べるから待ってて」
大光「(コイツを信用した俺がバカだった…(ーー;))」
?「陽だまり湯に行きたいのか?」
大光「えっ?」
俺と矢花に話し掛けて目の前に現れたのは、
甘栗色の髪に女性のような顔立ち、青いパーカーにジーンズの男性だった。
き、綺麗…もはや、美女じゃんか…。
って、俺には大輝がいるんだ!何を見とれてるんだ、俺は(>_<)!!
?「そんな目で俺を見つめんなっ//!」
大光「す、すんません…(ーー;)」
矢花「あっ、上田さん!お久しぶりですm(_ _)m」
上田「うん?誰かと思えば、矢花じゃねぇか。ご無沙汰だな」
矢花「はい。琳寧くんは、元気ですか?」
上田「おう。相変わらずだぜ」
あ、あの〜、俺の事、忘れてない(^_^;)?
矢花は甘栗色の乙女(上田)と、楽しそうに話している。
ちょっと、陽だまり湯に行くんじゃ…。
矢花「あっ、ごめん。大光、紹介するね。この人は、陽だまり湯で働いている上田竜也さん。上田さん、クラスメイトの佐々木大光くんです(^-^)」
大光「佐々木大光っす!よろしくお願いしまっすm(_ _)m!」
上田「おう、よろしく頼むぜ。それより、お前ら。陽だまり湯に行くんだろ?ちょうど買い物の帰りだから、案内してやるぜ」
大光&矢花「あざっす(^-^)!/ありがとうございます(^-^)!」
ということで、お言葉に甘えて陽だまり湯まで案内してもらう事になった。
坂を上っていくと、スマホの写真で見たお城のような建物が見えてきた。
入り口には、『陽だまり湯』と書かれた暖簾がある。
上田「琳寧、帰ったぞ!」
琳寧「お帰りなさいませ(^-^)!」
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時