第20話 忘れられない幼馴染み ページ40
大輝サイド
キーンコーンカーンコーン…。
大光「明日から、いよいよ後期の中間試験だぁ〜…。でも、勉強会もやって良かったし、今回は自信ある(^-^)!」
学校が終わって帰り道。俺は大光と並んで、歩いていた。
大輝「大光、お泊まり会の事だけど」
大光「うん」
大輝「その…今度の金曜日の放課後で、いいかな…//?それで、土曜日は1日過ごして、日曜日の朝に帰るから」
大光「OK〜、いいよ(^^)」
そんな話をしている内に、カフェに辿り着いた。
大光「じゃあ、また明日な!愛してるぜ(^-^)♡」
大輝「こんな所で言うなっ、バカッ//」
人気も気にしないで言うもんだから、恥ずかしくてマジで困る(ーー;)。
大光と別れ、カフェの扉を開けて入った。
カランコロン♪
大輝「ただいま」
ジェシー「お〜、大輝!お帰り〜(^-^)」
高地「お帰り(^-^)」
加藤「今野くん、こんにちは(^-^)」
手越「Hello〜(^-^)」
大輝「あっ、加藤さん。塾長。いらっしゃいませm(_ _)m」
カウンター席には加藤さんと塾長がおり、珈琲を飲んでいた。
加藤「明日から試験なんだって?」
大輝「はい」
加藤「そっか。頑張りなよ(^^)」
手越「今野ちゃん、fight(*^^*)!」
大輝「ありがとうございます」
俺は「ごゆっくり」と頭を下げて、店内を後にしようとした。
加藤「なぁ、手越。
手越「うん…もう、いなくなって1年3ヵ月ぐらい経つかな…(´・д・`)」
気になって足を止め、音を経てないように戻り、
気づかれないように、店内を覗いた。
ジェシー「塾長。彼って、誰っすか?」
ジェシーさんがカウンターに入りながら、聞いた。
手越「あー、君達には話していなかったっけ。音楽塾に居候していた、可愛らしい男の子なんだけどさ」
高地「居候?(・・?)」
手越「うん。1年前の夏休み中に突然、飛び出しちゃってさ…(´・д・`)」
加藤「警察に捜索願いを出しても、見つからないんだ」
高地「心配ですね…」
手越「だけど、俺はいつか戻ってくるって信じてるから」
ジェシー「塾長、ポジティブっすね」
高地「でも、学校に通っているじゃないですか。学校には…」
手越「とりあえず、海外の親戚の家に行って療養するって説明しておいたよ。勉強もそこでするって」
加藤「お前も大変だな(^_^;)」
これ以上、聞きたくなかったので、
そっと離れて、自分の部屋に入っていった。
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時