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大輝サイド
大輝「あのさ、大光…」
織山「佐々木くん!社会、やってるの?俺が教えてあげる(^-^)!」
大光「お、おう」
なっ!?今の、完全に俺を邪魔したよな!?
アイツ…彼氏に何て事を…(`へ´)!
大輝「おい!織…」
優斗「こんぴ〜!ヘルプ〜(>_<)!」
大輝「ゆ、優斗!?」
織山に突っかかろうとした時、
優斗に肩を掴まれ、失敗に終わった。
大輝「な、何だよ…(-_-;)」
優斗「今、国語をやっているんだけど、分からない所があってさ〜。こんぴーは国語、得意でしょ?教えてくれない?」
大昇「あっ、こんぴー!俺もお願い(^-^)!」
大輝「わ、分かった…(-_-;)」
憂鬱な気分になりながらも、
俺は優斗と大昇に国語を教えることにした。
そうだ。織山の右隣には、矢花がいる。
アイツに織山を引きつけてもらおう。
矢花の方を見て、目で合図する。
和田「矢花、ここ合ってる?」
矢花「あー、ここはね…」
大輝「(…って、矢花の奴。和田に勉強を教えていて、俺に気づいてないじゃん(;゚д゚)!)」
おーい、矢花!俺に気づけって!
こっちに気づけとばかりにアピールするけど、
矢花は全く気づいていない。
大昇「あの〜、こんぴー(^_^;)?」
大輝「あっ、ごめん。どこが分かんないの?」
仕方ない。ここは辛抱するしかないな。
でも、大光は織山とは何も無いって言っていたし。
アイツを信じるって決めているから、気にしちゃダメなんだ。
そう思い、試験勉強に集中するのだった。
大光サイド
大光「こう…か?」
織山「うん、合ってるよ!佐々木くん、やれば出来るじゃん(^-^)!」
最悪だわ…(ーー;)。
よりによって、何で隣に織山が座ってるんだよ(>_<)!
しかも、教えてやるって言い出して!
俺の左隣には大輝が座っているけど、
あの子は優斗と大昇に勉強を教えている。
良い事…良い事なんだけどさ。
面白くねぇんだよな(`ε´ )。
織山「佐々木くん、次はこの問題集でやってみよ(^^)!」
大光「社会の問題集?あー…じゃ、やってみるわ」
織山「うん。俺もやってみるから、後で一緒に答え合わせしよう(^^)!」
大輝が教えてくれるならやる気が出るけど、コイツは全く乗り気がしねぇ。
なんて言えず、とりあえず問題集を開いてやることに。
織山「にしても、もうすぐ冬なのに少し暑いかな〜…」
そう言いながら、織山は服の袖を捲った。
その時、俺は織山が捲った右腕を見て目を疑った。
大光「(織山の右腕…痣なのか?)」
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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時