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19-3 ページ36

大輝サイド

大輝「あのさ、大光…」

織山「佐々木くん!社会、やってるの?俺が教えてあげる(^-^)!」

大光「お、おう」

なっ!?今の、完全に俺を邪魔したよな!?

アイツ…彼氏に何て事を…(`へ´)!

大輝「おい!織…」

優斗「こんぴ〜!ヘルプ〜(>_<)!」

大輝「ゆ、優斗!?」

織山に突っかかろうとした時、

優斗に肩を掴まれ、失敗に終わった。

大輝「な、何だよ…(-_-;)」

優斗「今、国語をやっているんだけど、分からない所があってさ〜。こんぴーは国語、得意でしょ?教えてくれない?」

大昇「あっ、こんぴー!俺もお願い(^-^)!」

大輝「わ、分かった…(-_-;)」

憂鬱な気分になりながらも、

俺は優斗と大昇に国語を教えることにした。

そうだ。織山の右隣には、矢花がいる。

アイツに織山を引きつけてもらおう。

矢花の方を見て、目で合図する。

和田「矢花、ここ合ってる?」

矢花「あー、ここはね…」

大輝「(…って、矢花の奴。和田に勉強を教えていて、俺に気づいてないじゃん(;゚д゚)!)」

おーい、矢花!俺に気づけって!

こっちに気づけとばかりにアピールするけど、

矢花は全く気づいていない。

大昇「あの〜、こんぴー(^_^;)?」

大輝「あっ、ごめん。どこが分かんないの?」

仕方ない。ここは辛抱するしかないな。

でも、大光は織山とは何も無いって言っていたし。

アイツを信じるって決めているから、気にしちゃダメなんだ。

そう思い、試験勉強に集中するのだった。


大光サイド

大光「こう…か?」

織山「うん、合ってるよ!佐々木くん、やれば出来るじゃん(^-^)!」

最悪だわ…(ーー;)。

よりによって、何で隣に織山が座ってるんだよ(>_<)!

しかも、教えてやるって言い出して!

俺の左隣には大輝が座っているけど、

あの子は優斗と大昇に勉強を教えている。

良い事…良い事なんだけどさ。

面白くねぇんだよな(`ε´ )。

織山「佐々木くん、次はこの問題集でやってみよ(^^)!」

大光「社会の問題集?あー…じゃ、やってみるわ」

織山「うん。俺もやってみるから、後で一緒に答え合わせしよう(^^)!」

大輝が教えてくれるならやる気が出るけど、コイツは全く乗り気がしねぇ。

なんて言えず、とりあえず問題集を開いてやることに。

織山「にしても、もうすぐ冬なのに少し暑いかな〜…」

そう言いながら、織山は服の袖を捲った。

その時、俺は織山が捲った右腕を見て目を疑った。

大光「(織山の右腕…痣なのか?)」

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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時

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