第19話 勉強会のラプソディー ページ34
高地サイド
カランコロン♪
高地「いらっしゃいませ〜｡あっ､珍しい｡大我じゃん(^-^)!」
大我「おはよ〜､高地｡モーニングメニューね」
高地「はいよ」
11月最後の日曜日｡
開店してからすぐ､友達の大我がカフェにやって来た｡
トゥルースラブの常連客だけど､俳優をやっている事もあって多忙なので､
普段はなかなか来ないからなぁ(^_^;)｡
大我が出入り口前のテーブルに座り､俺は厨房に行ってモーニングメニューの料理を作り始める｡
ジェシー「Good Morning!大我､珍しいじゃん｡今日はオフ?(・・?)」
大我「うん｡しめが働いているヘアサロンに行って､髪を切ってもらうんだ(^^)」
店内から､ジェシーと大我の楽しそうな話し声が聞こえてくる｡
しめ､という奴は七五三掛龍也｡
街の商店街にあるヘアサロンで働いている美容師で､大我の親友だ｡
アイツも俺やジェシーと同じ高校の同級生で､うちのカフェに来ることもある｡
高地「お待たせしました｡モーニングメニューです(^^)」
大我「お〜､ありがと(^-^)」
出来上がったモーニングメニューを持っていき､大我の前に置いた｡
大我「そういえば､居候している彼は元気?」
ジェシー「うん｡今日は友達の家で勉強会だって｡もうすぐ､後期の中間試験が近いからさ」
大我「大変だね〜(^_^;)」
大光の家でだけどね｡友達も行くって言っていたけど､勉強会はどうなるのやら…｡
大光サイド
今日は俺の彼女である大輝をはじめ､
ダチである優斗と大昇､矢花と和田が俺の家に来る｡
後期の中間試験がもうすぐという事もあり､勉強会をする事になったのだ｡
リビングを軽く掃除し､自分の分の筆記用具やノートに教科書､問題集を置いて大輝達を待つ｡
ピンポーン♪
大光「おっ､来たかな?あの子だったりして…(^^)」
ニヤニヤしながら､ディスプレイを確認すると…｡
大光「(うえっ!?全員で来たのかよ!?大輝が1番先に来たのかと思ったのに…(｀ε´ ))」
ちぇっ…あの子1人で先に来ていたなら､イチャイチャしたかったんだけどなぁ｡
とりあえず､玄関に行って扉を開けた｡
大光「おはよ､いらっしゃい(*^^*)!」
大輝「おはよ､大光」
優斗&大昇&矢花&和田「おはよう〜(^-^)!」
大光「待ってたぜ｡じゃあ､入って…」
織山「佐々木くん､ヤッホー(^-^)!」
大光「お､織山Σ( ﾟДﾟ)!?」
何で､アイツまで来てんのよ!?
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年3月19日 13時
