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大光サイド
まさかと思う…えっ､それって( ; ﾟДﾟ)!?
でも､コンビニは遠回りする道の途中にあるんだけど…｡
大光「もし､大輝に会ったら連絡するっす!」
高地『あぁ､頼むわ!』
通話を切ってスマホをしまうと､森に向かって走り出した｡
大輝は恐らく､森の中に行ったに違いない!
どうか無事でいてくれ…!
大輝サイド
カイゼリン・セイレーン「もう終わり?」
大輝「うっ…(＞_＜)」
カイゼリン・セイレーンと戦い始めてから､数分後｡
全く歯が立たず､俺は追い詰められていた｡
大輝「(コイツ､強すぎる…!)」
俺はアイツの攻撃で右腕を怪我してしまい､エレキギターが弾けなくなっていた｡
杖からピラニア達が出てきて､噛みつこうとしたんだよ?
何とか､攻撃してピラニア達を倒していったけど､
隙を突かれて俺の右腕に噛みついたんだ｡
それに､杖から大きな水飛沫が出てきて俺を飛ばして木に激突して…｡
で､倒れて動けない状況になっている…(ーー;)｡
大輝「うわっΣ( ﾟДﾟ)!?」
しまった!アイツの黒い布に絡まれて､さらに動けなくなってしまった!
右腕も怪我したから､思うように動けない…!
カイゼリン・セイレーン「じゃ､そろそろ終わりにしよっか…」
大輝「…っ!?」
身動きが取れない俺に､杖を向けるカイゼリン・セイレーン｡
ここまでか…!?
杖から光線を放とうとしている…!
カイゼリン・セイレーン「じゃあね…大輝」
大輝「(何で俺の名前を…!?)」
いや､今はそれどころじゃない!
一か八か…やるしかないな｡
大輝「くらえっ!(短剣を杖に向けて投げる)」
カイゼリン・セイレーン「きゃあっ(＞_＜)!ああっΣ( ﾟДﾟ)!?」
身動きが取れない中､右腕をどうにか動かして短剣を投げ､
杖の先端に命中する事ができた｡その瞬間!
バリンッ!
大輝「(うん…?)」
カイゼリン・セイレーンの仮面にヒビが入り､少しだけ顔が見えた｡
どこかで見たことある…｡
大輝「なぁ､お前!まさか…」
カイゼリン・セイレーン「違う…!私はカイゼリン・セイレーン…!今日の所は引き上げるわ…!次はこうはいかないから!!」
カイゼリン・セイレーンは手で顔を隠して捨て台詞を言うと､湖の中に潜っていった｡
大輝「はぁ…はぁ…(ーー;)…うっ(＞_＜)!」
同時に黒い布が消えて､動けるようになった｡
動けるようになったのはいいけど､右腕が…(＞_＜)｡
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年3月19日 13時
