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大輝サイド
お巡りさん「うーん…(@_@)」
クラゲ達の電気に痺れた男は､そのまま気を失って倒れた｡
大輝「(クラゲ達に)よくやった!ありがとう(^-^)」
俺の元に戻ってきたクラゲ達を労うと､クラゲ達は嬉しそうに踊った｡
そういう所も可愛いんだよね｡
俺が湖に住んでいた頃に､衰弱したクラゲを助けたことがあって､
それ以来､クラゲに愛着を持つようになったんだ｡
だから､俺が愛用しているエレキギターも､
樹さんに武器用に改造してもらう時に､お願いしたわけ｡
あー､言い忘れていたけど､樹さんは普通の人間じゃなくて､
実はニクス一族という人魚で､俺らオンディーヌ一族の
中でも樹さんはメカニックが得意で､色んな物を作ったり､
楽器を武器に改造する事もできる訳よ｡
人間の世界に行ってすぐ､エレキギターの改造をお願いして正解だった｡
樹さんに感謝だな(*^^*)｡
大輝「さて､残りはお前だけだ｡カイゼリン・セイレーン」
カイゼリン・セイレーン「(お巡りさんに)やられるなんて､使えないヤツ｡まぁ､いいか｡私の出番よ!」
カイゼリン・セイレーンは､手にしている長丈の杖を俺に向けてきた｡
よし､俺も…｡
大輝「(はっΣ( ﾟДﾟ)!?無い!女王ファンテーヌから授かった､特別な楽器が…!家を出る前に､確認したはず｡どこかで落としたか!?)」
ヤバい､大ピンチだ…( ; ﾟДﾟ)!
しょうがない!エレキギターで対抗するしかない!
カイゼリン・セイレーン「さぁ､始めようじゃん?」
大輝「のぞむ所だ…!」
俺はカイゼリン・セイレーンと睨み合うと､戦い始めた…｡
その頃…｡
大光サイド
優斗&大昇「大光〜､またな(^^)!」
大光「おう(^^)!」
学校での補習が終わり､ダチ達と別れて家に向かって歩く｡
補習用のプリントが多く入っているからか､背負っている通学鞄がいつもより重く感じる｡
そして､足も重く感じる｡
帰ったら､晩飯を食ってすぐに取り掛かるか…｡
pururururu…｡
スマホが鳴ったので確認すると､店長からだった｡
大光「どうしたんだろ?(通話ボタンを押して)もしもし､お疲れ様っす」
高地『あぁ､大光!急に電話してごめん!今､どこにいる!?』
大光「(何か慌ててるけど…)学校から帰る所で､もうすぐ『トゥルースラブ』の前を通るっすけど｡何かあったんすか?」
高地『大輝がコンビニに行ったんだけど､帰ってこないんだ!まさかと思うけど…』
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年3月19日 13時
