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大輝サイド

大光「大輝、誕生日おめでとう!これ、受け取って」

大輝「えっ…?」

大光はズボンのポケットから、小さなピンク色の箱を出した。

可愛らしいリボンが包装されている。

俺は大光から、そっと箱を受け取ってじっと見つめた。

大輝「開けていい…?」

大光「もちろん(^-^)♡」

リボンを丁寧に解くと、そっと箱を開けた。

大輝「指…輪?」

中身は、ピンク色のパールが着いている指輪。

綺麗…。

大輝「これ、ピンク・パールか?」

大光「そういう名前なの?(・・?)」

知らないで、購入したのかよ(¬_¬)。

加藤「ピンク・パールの宝石言葉は、辛抱強い愛、母性、女性らしさを意味しているんだ」

大光「へぇ〜…物知りっすね(^_^;)」

手越「シゲは学生の頃の成績は常にトップだったからね(^-^)!」

だから、頭がいいわけね。

大光「数日前、大輝の誕生日プレゼントを買いに港町の市場を歩いていたら、パワーストーンを売っている店に遭遇したんだ。誕生日プレゼントはどれがいいか聞いたら、これをすすめられて。大輝に似合いそう!って、決めたんだよ」

大輝「大光…//」

大光「気に入らなかった(^_^;)?」

大輝「ううん、凄く嬉しい(*^^*)!この指輪、夢の国の時に貰ったネックレスと同じぐらいに大事にするよ!ありがとう、大光(*^^*)!」

大光「うおっΣ( ゚Д゚)!?えへへ…(^^)//」

嬉しさがあまりにも溢れ出してしまって、

思わず、大光を抱きしめた。

抱きしめられた大光は驚きながらも、デレデレ気味になっている。

大光「折角だから、嵌めてやるよ。大輝、俺と結婚して下さい♡」

全員「ヒュ〜(≧▽≦)!!」

上田「見てらんねぇ…(-_-;)」

山下「まぁまぁ…(^_^;)」

加藤「アハハ…(^_^;)」

滝沢「ニヤニヤ(^^)」

大輝「なっ…//、人がいる所でプロポーズすんなっ//!それに、まだ高校生だぞ!俺らっ//」

大光「いいじゃん、いいじゃん♪」

大輝「よくなーーーーーい(>_<)!!!!!」

全員「アハハハハハ(^-^)!!」

そう思いながらも、大光に右手の薬指に嵌めてもらい、指輪を見つめた。

誕生日パーティーの最後は皆で記念撮影。

大光と隣で中央に行き、俺の反対側には矢花が来てくれた。

高地「はい、チーズ(^-^)!」

カシャッ!

恋人をはじめ、友達やお世話になっている人達に、

祝ってもらえて、俺は幸せだった。

1週間後の11月24日。

俺は18才になりました。


第17話『港町デートとサプライズ』 終わり

第18話 湖の犯人、再び→←17-15



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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時

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