17-16 ページ26
大輝サイド
大光「大輝、誕生日おめでとう!これ、受け取って」
大輝「えっ…?」
大光はズボンのポケットから、小さなピンク色の箱を出した。
可愛らしいリボンが包装されている。
俺は大光から、そっと箱を受け取ってじっと見つめた。
大輝「開けていい…?」
大光「もちろん(^-^)♡」
リボンを丁寧に解くと、そっと箱を開けた。
大輝「指…輪?」
中身は、ピンク色のパールが着いている指輪。
綺麗…。
大輝「これ、ピンク・パールか?」
大光「そういう名前なの?(・・?)」
知らないで、購入したのかよ(¬_¬)。
加藤「ピンク・パールの宝石言葉は、辛抱強い愛、母性、女性らしさを意味しているんだ」
大光「へぇ〜…物知りっすね(^_^;)」
手越「シゲは学生の頃の成績は常にトップだったからね(^-^)!」
だから、頭がいいわけね。
大光「数日前、大輝の誕生日プレゼントを買いに港町の市場を歩いていたら、パワーストーンを売っている店に遭遇したんだ。誕生日プレゼントはどれがいいか聞いたら、これをすすめられて。大輝に似合いそう!って、決めたんだよ」
大輝「大光…//」
大光「気に入らなかった(^_^;)?」
大輝「ううん、凄く嬉しい(*^^*)!この指輪、夢の国の時に貰ったネックレスと同じぐらいに大事にするよ!ありがとう、大光(*^^*)!」
大光「うおっΣ( ゚Д゚)!?えへへ…(^^)//」
嬉しさがあまりにも溢れ出してしまって、
思わず、大光を抱きしめた。
抱きしめられた大光は驚きながらも、デレデレ気味になっている。
大光「折角だから、嵌めてやるよ。大輝、俺と結婚して下さい♡」
全員「ヒュ〜(≧▽≦)!!」
上田「見てらんねぇ…(-_-;)」
山下「まぁまぁ…(^_^;)」
加藤「アハハ…(^_^;)」
滝沢「ニヤニヤ(^^)」
大輝「なっ…//、人がいる所でプロポーズすんなっ//!それに、まだ高校生だぞ!俺らっ//」
大光「いいじゃん、いいじゃん♪」
大輝「よくなーーーーーい(>_<)!!!!!」
全員「アハハハハハ(^-^)!!」
そう思いながらも、大光に右手の薬指に嵌めてもらい、指輪を見つめた。
誕生日パーティーの最後は皆で記念撮影。
大光と隣で中央に行き、俺の反対側には矢花が来てくれた。
高地「はい、チーズ(^-^)!」
カシャッ!
恋人をはじめ、友達やお世話になっている人達に、
祝ってもらえて、俺は幸せだった。
1週間後の11月24日。
俺は18才になりました。
第17話『港町デートとサプライズ』 終わり
14人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時