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大輝サイド
大輝「はぁ…分かったよ｡お前を信じる｡許してやるから､顔を上げろって」
大光「(顔を上げて)大輝ぃ〜､サンキューな〜(T_T)!」
大輝「大光!やめろっ//!皆､見てるから//!」
矢花&琳寧「アハハハハハ…(^-^)」
大光は立ち上がると､泣きそうな顔で俺に抱きついてきた｡
全く…(-_-;)｡
上田「ほらよ､コーヒー牛乳だ｡飲め」
上田さんは冷蔵ショーケースからコーヒー牛乳を3本出すと､俺達に差し出した｡
大光「やった!あざっす(^-^)!」
矢花「ありがとうございます(^-^)!」
上田「1本､300円だから900円な」
大光「えっ…(;ﾟдﾟ)(金､取るのかよ…)」
矢花「はい」←300円を上田に渡す
大輝「大光…(´・_・`)」←ウルウル目で大光を見つめる
大光「は､はい…払いますよ(^_^;)｡(上田に)600円っす」
上田「まいどあり」
コーヒー牛乳の蓋を開けて､腰に手を当ててグビグビと飲む大光と矢花｡
俺はそういうのは好きじゃないので､普通に飲んだ｡
大輝「甘っ…」
琳寧「もしかして､コーヒー牛乳を飲むのは初めて?」
大輝「あっ､うん…」
大光「あー､この子は世間知らずみたいだから､一般常識には疎いみたいなんだよね…(^_^;)」
琳寧「へぇ〜」
大光がフォローしてくれたけど､
世間知らずは余計だぞ?
とはいえ､俺は人魚なので間違ってはいない(-_-;)｡
大光&大輝&矢花「ご馳走さまでした(^-^)!」
大光「いい湯だったぜ｡また来るよ」
琳寧「ありがとう､大光(^-^)!」
矢花「じゃ､帰ろっか｡またね､琳寧くん!上田さんも」
上田「おう､また来いよ」
琳寧「ありがとうございました!またのお越しをお待ちしています(^-^)!」
頭を下げる琳寧と上田さんに見送られ､
俺達は陽だまり湯を後にした｡
大光「矢花､お前はやっぱり脱毛に行った方がいいって!」
矢花「だーかーら!脱毛が怖いの(＞_＜)!」
坂を下り､目の前で2人が会話している中､
俺は大光と一緒にバスに乗った織山の事が気になっていた｡
話したことはないけど､大光に話し掛けてくるなんて､どういう事だ?
とはいえ､俺の勘違い(和田も悪いけどな)だったようで､
大光が浮気をしているという事実は､無かった｡
だけど…もし､アイツが本当に浮気したら?
いや､大光は俺の事を心から愛しているから､
そうであっても､浮気相手と一緒にならないと思う｡
だから､大光…お前を信じるよ｡
例え､お前が他の相手を選んでも…｡
第16話『大光の浮気?』 終わり
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年3月19日 13時
