太鼓曲の日常2─学園生活は忙しいけど楽しい─

とてつもなく強い･･･って何なんだ？ ページ33

始業式から3日が経ち、ダンガンもクラスに馴染んできた。その日の昼休みのことである。

ハトリン「･･･皆、ダンガンがどれだけ強いか､確かめて見たいと思わないか?」

スーハー「まぁ、ドンカマよりは強くないはずだ」

ダンガン「よォ、ハトリン。俺と勝負しようと思ってんのか?」

みんな「(威圧やばい･･･)」

これでもダンガンは裏化してません。

ハトリン「･･･じゃ､えっと､まずは･･･あの､ジャンケンで･･･勝負だ」

ダンガン「･･･よし、受けて立つ！」

2人「ジャンケン･･･ポン!」

以下100回繰り返します。

冷凍庫「100勝0敗･･･やばくね!?」

ロッテル「ハトリンが弱いだけだろ、多分。よし、俺がやる!」

この後、クラス全員(先生含む)が100回ずつジャンケンをした。

闇の魔「ダンガン･･･人の心が読めんの!?」

ダンガン「人の心は読めないけど、ジャンケンは絶対に負けない程度の能力は持ってる」

ださま「なんだ、その程度か･･･」

この「ジャンケンに必ず勝つ程度の能力」に油断した2年C組一同は、その日の放課後､つまりたったの3時間後に悪夢を見ることになる。

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放課後､ロッテル､ハトリン､彼は誰時の3人は、1人でいるダンガンを見つけた。

ロッテル「ダンガン､帰る方向､俺たちと同じだろ?一緒に帰ろうぜ」

ダンガン「･･･たまには、一緒に帰ろうじゃないか」

ダンガンはいつも1人で帰る。ちなみに、ダンガンの家はハトリンの家の隣である。

ハトリン「ダンガンって、裏化持ってるか？」

ダンガン「持ってるよ。でも、自分の意思で発動出来ないんだ」

彼は誰時「へぇ･･･裏化って、精神統一以外でもできるんだ」

ロッテル「まぁ、そうなるよな」

精神統一と言っても、3秒で裏化できる(個人差あり)｡

ハトリン「俺､そもそも裏化できないんだよな。うらやまー(棒)」

彼は誰時「ところで、クラスには慣れた？C組の担任、当たりだからね〜どっかの幽玄先生と違って･･･って、えっ!?」

何故、彼は誰時は青ざめたか。それは･･･

ダンガン(裏)「幽玄と言ったかお前？あいつこそ、真っ先に抹殺するべき曲擬だ!グおおおおおおォ！」

3人「･･･」

驚いた3人は、何も出来なかった。

ダンガン(裏)「曲擬なんて･･･消えちまえ!!!!」

爆発が起き､空が真っ黒に染まった。
3人は、そこに倒れ込むしかなかった。

「大爆発を起こす程度の能力」
「表の姿で人を安心させる程度の能力」

転校生＝最強･･･って、C組の危機じゃん!?byハトリン→←転校生現るっ!!!!

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