4人が体験した話1─小3時 ページ19
十露盤「俺らも遂に3年生か･･･友達百人できるかな･･･」
てんぢく「ピッカピカの1年生かよ･･･」
ここは音が丘学園小学部3年2組。十露盤とてんぢくの2人は、同じクラスだ。そしてそこには、もう2人の人物がいる。
EKiBEN「はぁ･･･勉強むずくなるからまじイライラする」
X-DAY「来年以降の方が難しいよ」
この4人、同じクラスである。でも、まだ一切接点はなかった。
十露盤「イグニス先生！新しい教科書運ぶの手伝います！」
イグニス「おぉ、ありがとな」
担任のIgnis Danseだ。彼は四大元素の1人である。
十露盤「よーし、いってきまーす！」
問題はここだ。何で彼は1人で行ってしまったのか･･･
十露盤「うぅ、重い･･･(’ω’)ﾌｧｯ!!」
よりによって、階段だった。落としかけた教科書を取ろうとした十露盤は、そのまま足を滑らせ･･･
十露盤「(;Д;)ｷﾞｬｰ!」
???「十露盤君、危ない！」
そこに現れたのは･･･
EKiBEN「無茶するな。人を頼るということも少しは考えろ」
十露盤「ゴメン、EKiBEN君」
はい、なんだかんだやって、教室に戻ってきました。
イグニス「ご苦労さま。で、あの悲鳴は何だったのか？」
十露盤「階段から落ちました笑」
EKiBEN「笑い事では済まないだろ･･･」
イグニス「まぁ、怪我してないから大丈夫だ。じゃあ､教科書を配るぞー。さてと、誰に手伝って貰おうかな･･･」
イグニスはみんなを見渡して、しばらく考えた。
イグニス「てんぢく、X-DAY。手伝ってくれ」
てんぢく「な、な、何で俺なんですか･･･」
X-DAY「せんせーい!!!!喜んで手伝います！」
この2人、寒暖差激しすぎ。by作者
てんぢく「重い･･･」
X-DAY「よいしょっ、軽い軽い」
てんぢく「疲れた･･･」
X-DAY「てんぢく君、バテるの早いよ･･･?」
てんぢく「あ、あの･･･手伝ってくれませんか？」
X-DAYはしばらく考えてから言った。
X-DAY「仕方ないわね」
てんぢく「あ、ありがとうございます･･･」
当時のX-DAYはカリスマ性に溢れていた。で、モテていた。
十露盤「あいつ･･･惚れやがって」
EKiBEN「まぁ、X-DAYはよく男子から告白されるからな」
2人「でも付き合われると困るんだな･･･」
てんぢく「十露盤、何か言った?」
十露盤「何でもない！」
X-DAY「まさか、私に惚れたとか?」
十露盤「そ、それは･･･絶対にないっ！」
ということで、この4人は仲良くなりました。
桜花の作戦は･･･うん、ここで成功されると困るんだな←メタいぞ､作者→←作者からのお詫びと色々報告(雑談)
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ゆめぴ(プロフ) - 夜月-よづふわ-さん» コメントありがとうございます！忙しい中ですが､これからも更新頑張りますね｡ (2019年8月13日 7時) (
レス) id: e4f14eecaa (このIDを非表示/違反報告)
夜月-よづふわ- - とても面白いです！読んでて飽きませんでした。これからも頑張ってください！ (2019年8月12日 16時) (レス) id: 144e3b7d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめぴ | 作成日時：2018年8月24日 21時
