なぜなのか、分からない・・・ ページ16
てんぢく「EKiBENとX-DAYも何かやってるのかな・・・?」
予感は的中。よりによって、十露盤までいた。てんぢくは木陰に隠れて3人の話を聞いた。
十露盤「・・・でEKiBENはどう思うのか?」
全く同じことを聞いている。多分、同じ話をしていたのだろう。
X-DAY「悪いのは十露盤よ。だって、私が言ってることは事実だもの」
十露盤「いやいや、俺が言ってることだって本当の事だ」
EKiBEN「確かにどっちも事実だけど、どっちが正しいかと言われるとな・・・」
正論。by作者
てんぢく「正しい答えは別であるのに・・・」
EKiBEN「お、てんぢくがいるじゃないか」
てんぢく「えっ、バレた?」
EKiBEN「最初から気づいてた」
てんぢく「マジか・・・」
十露盤「話を逸らすなよ」
EKiBEN「ゴメン。で?」
てんぢく「『正しい答え』の意味を知りたいか?」
十露盤・X-DAY「当たり前じゃん/だろ」
てんぢく「教えてあげるよ。『正しい答え』・・・それは十露盤の意見でもX-DAYの意見でも無い」
EKiBEN「つまり、答えは別であるってことか・・・」
十露盤とX-DAYの反応はどうか。そりゃこうなるだろう。
十露盤「(。・`Д・´)はぁ?」
X-DAY「巫山戯るな」
てんぢく「そう言うと思ってた」
EKiBEN「てんぢく・・・何を考えてるんだ・・・」
その声はてんぢくに聞こえなかった様だが、明らかに表情がいつもと違う。
てんぢく「何で二人とも納得してくれないの!?だって、いつもみんなはお互いの意見を聞いて、反対しまくって、納得したのに・・・全員の意見を聞いたはずなのに、何でだよ・・・」
十露盤「俺がさっき言ったこと思い出せ」
てんぢく「・・・さっき、言ったこと・・・」
EKiBEN「なるほど、察した」
つまり、てんぢくは十露盤の味方につくのか、X-DAYの味方につくのか。そしてEKiBENも。
てんぢく「俺は・・・2人の言ってること、どっちも違うと思う!」
十露盤「じゃあ、証明しろよ」
てんぢく「σ(゜.゜*)エット…」
X-DAY「じゃあその意見は間違ってる事ね」
EKiBEN「それは違う!」
2人「ナンダト?」
EKiBEN「事実を言ったって、いい事と悪い事がある。事実を言ってお互いを責めるなら、意味無い」
十露盤「嘘を言えと?」
てんぢく「それは無い。だって、嘘をつくと、相手も自分も傷つくじゃん!」
X-DAY「あんたらに構う暇はない。十露盤、さっさと決着つけるわよ」
十露盤「お前だけには言われたくない」
2人は去ってしまった。
2人の作戦会議?→←かけがえのない日常がなくなったら、あなたはどうしますか?
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ゆめぴ(プロフ) - 夜月-よづふわ-さん» コメントありがとうございます!忙しい中ですが、これからも更新頑張りますね。 (2019年8月13日 7時) (レス) id: e4f14eecaa (このIDを非表示/違反報告)
夜月-よづふわ- - とても面白いです!読んでて飽きませんでした。これからも頑張ってください! (2019年8月12日 16時) (レス) id: 144e3b7d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめぴ | 作成日時:2018年8月24日 21時