幼馴染みの隼くん。

Episode 8 ページ8

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「…あたし、どうしたらいい？」


「ん〜。でもさぁ、メッセージのやり取りを見た感じでは、女の方から告ってるんでしょ？」


「…うん、」


「だったらまだ望みあるじゃん！告白されて、好きでもないけど勢いで付き合っちゃうことってよくあるじゃん？隼くんだって例外じゃない」


「…ほんと、葉月ってプラス思考だよね」


「まぁね！」


「けど、知ってるの。隼はそんな人じゃない。
彼女を大切にするタイプだもん…」


「…まぁ、それは…言えてるね」


さすがの葉月でもお手上げだよね
こんなにもツラいなんて

いつもそばにいたのに……





「なぁ、日本史の教科書持ってきてる？」


「…え？」


突然、隣の席の、、、佐野くんが話しかけてきた

隣の席だけど話したことってほぼ無くて
前の席の葉月も驚いた顔であたしを見る



「次、日本史だろ？俺、忘れちゃったから見せてよ」


「…うん」




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