幼馴染みの隼くん。

Episode 19 ページ19

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「おはよー！昨日はごめんね〜？」


今日は昨日の朝のこともあって
一段と早く学校へ着いた。

葉月が前の席へ座る

「ね、昨日なんかあったでしょ？」


さすが、鋭い。


「うん。」

「やっぱりね。少し目腫れてるよ？
お弁当の時聞かせて？」



あたしは頷くと力なく笑った。



「え？結構重症？？」

そう言われて目の前が潤む。

「わーっ…よしよし…」

あたしが頭を伏せるとぽんぽんしてくれる葉月


「やっぱりあたし、葉月が彼氏がいい」


「気持ちわるいからやめてね」


伏せたままのあたしの頭を軽く叩く。




「あ、佐野くんおはよ」


「…はよ」


佐野くんの名前に急いで涙を拭き顔を上げる


「おはよーAも。…え、泣いてんの？」


「そーなの。佐野くん癒してあげてよ」


「なっ！葉月何言ってんの！！」


葉月をしっぺして
佐野くんの方へ向き直る


「き、昨日はありがとう」


「俺こそ。それより今日も一緒に帰ろーぜ」


「うん！」



そう言って今度は葉月の方へ向き直ると



"詳しく教えろ"って顔に書いてあった









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