検索窓
今日:26 hit、昨日:9 hit、合計:1,532,118 hit

79話 ページ34

.









撮影が終わると、


淳太くん と 照史くん は事務所に行った。









.









.








『 俺らが何とかするから 』









.









そう言い残して。









.








.








ちゃう、そうやない…っ。







誰かに任せるとかやないやん。









.








なんで 淳太くん と 照史くん だけで頑張ろうとするん?








.








俺だって高校生やで?







もう子どもなんかやない、


大体のことは分かる。









.








それに、もう同じメンバーやん。







なのになんで頼ってくれへんの?







.








.







何度考えてもマイナスの考えが頭を回るだけ。









こんなこと考えたらあかんことくらい


分かっとるのに。







淳太くん と 照史くん は俺らに負担かけんために


動いてくれとるって分かっとるのに。






.









納得いかへんねん…っ。








.








.








.








重 「 小瀧 」









小 「 !!しげ… 」









重 「 大丈夫か?


めっちゃ暗い顔しとるけど 」









小 「 う、うん。


大丈夫、ありがとう 」








.







帰る準備が終わった しげは


一向に帰る準備をせえへん俺に、


心配そうな顔で声をかけてくれた。







.







弱い部分を見せたくなくて、


精一杯の笑顔で「 大丈夫 」と答える。




やけど、









.









.








.








重 「 なに無理しとん 」








小 「 え? 」









.









.









.








重 「 何年同じグループとして活動してきた思とん?









お前が無理して笑てることなんてお見通しや、あほ 」








.







そう言ってデコピンをしてきた。







痛いはずやのに、


なんか嬉しくて


自然と涙が出てきた。









.









.








.









重 「 ちょっ!なんで泣くねん! 」









小 「 だってぇだってえええ 」








.








不器用ながらも しげの優しさが伝わってくる。







なんか心が温かくなった。









.








.








.









重 「 だって なんやねん 笑


たくぅ…








お前が溜め込んどるもん


全部俺に吐き出してみ。


聞いたるから 」









小 「 しげ…っ 」









.









それから俺は しげに


自分が思とることを全部話した。









.

80話→←78話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (486 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1992人がお気に入り
設定タグ:泣ける , 紅一点 , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

marine - 新作楽しみです! (2017年6月3日 16時) (レス) id: 417805a21d (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - いいえー!新作楽しみー! (2016年2月16日 18時) (レス) id: 491c726500 (このIDを非表示/違反報告)
凪優月(プロフ) - りりさん» ありがとう!! (2016年2月16日 15時) (レス) id: 619bf0c67b (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 頑張れ! (2016年2月15日 22時) (レス) id: 491c726500 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - イェーイ!!! (2016年2月15日 22時) (レス) id: 491c726500 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凪優月 | 作成日時:2016年1月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。