弱虫で、強虫な。 2【JWEST】 (ページ2)

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47話ページ2

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金『全国ツアー！？』

貴「そう、全国ツアー！！」

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その日の夜、私は柊真と通話をした。

柊真には全国ツアーの話をしたかったってのもあるし、

なんか無性に声聞きたくなったから。

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金『へぇー、ジャニーズWESTも

全国ツアーをやるくらい人気出たんやぁ。

めちゃめちゃ凄いやんっ！』

貴「まだまだやで？

この全国ツアーを機にもっと人気出たらええけど」

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なんてね。

こんな思ってもないことよう言えるな、自分。

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金『全国ツアーっていつから？』

貴「本格的な打合わせがまだやから分からんへん。

それに、全国ツアーすることは、

まだ誰にも公表してへん秘密情報やし」

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金『そんな秘密事項俺に教えてええんか？笑

ま！日にち決まったら教えてな！

俺、応募してちゃんと当てて行くから！』

貴「ふはっ笑

特別に教えてあげたんやからね？笑

それに、応募なんかせんでもチケットあげるのに」

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柊真には絶対見に来てほしいしね。

チケット取れたらええけど、

取れへん場合もあるし。

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金『いやいや！それはあかん！

俺はもうJr.やないから、

周りのファンの人と同じやで？

ちゃんと自分の力で勝ち取るわ！』

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柊真は電話越しでガッツポーズしとるらしく、

想像したら吹き出しそうになった。

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貴「じゃあ頑張って勝ち取ってや！

柊真には絶対来て欲しいから」

金『もちろん！任しときっ！』

貴「たーのもしぃーっ！！笑」

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柊真と話しとったらありのままの自分でおれる。

ジャニーズ入った時から仲良かったしね。

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金『あ！ごめん！

明日学校やからそろそろ切るな？』

貴「うん、分かった！

じゃあ、おやすみなさい」

金『おやすみ～！』

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今さっきまで全国ツアー憂鬱やったけど、

頑張ってみようかな？って気持ちになった。

柊真のおかげやね笑

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貴「よーしっ！頑張ろ！！」

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