弱虫で、強虫な。【JWEST】

6話 ページ7

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中 「 はぁ疲れた〜 」









桐 「 今日の夜ご飯なにー？ 」









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全員の撮影が終わり帰宅した途端、


みんなが思い思いの言葉を言いながらリビングに向かう。









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貴 「 私、もうそろそろ寝ます。


今日はお疲れ様でした 」









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一刻も早くこの場から逃げ出したくなって、


一言声をかけて自分の部屋に向かう。









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どうせ私の分のご飯はないし、


起きてても暴言吐かれるだけや。


お風呂は朝でもええか。









明日は少クラの撮影日やから早めに起きんとな…









なんて思っていると、









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「 なに部屋に戻ろうとしとるんー？


A…ちゃん？ 」









貴 「 あっ、こっ、小瀧さ…ん 」









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急に目の前に腕が出てきて道を塞がれた。









見上げるとそこには不敵な笑みを浮かべた のんが…









その目は真っ黒で狂気に満ちたような目にも見える。









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小 「 なぁ、みんな聞いて 」









藤 「 ん？望どしたん？ 」









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小 「 今日こいつ、撮影のときに笑わんなってん。


危うくスタッフさんらにバレかけたわ 」









貴 「 違っ、私そんな「 最悪 」！？ 」









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中 「 厄介者やな、お前 」









貴 「 え…？ 」









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否定をしようとした私の声を遮って淳太くんがそう言った。









そして立ち上がったかと思うと、









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ｶﾞｯ









貴 「 かはっ！！げほっげほっ 」









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思いっきり私の横腹を蹴った。









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中 「 俺らのグループに厄介者はいらんねん。


早く消えてくれへん？ 」









貴 「 じゅ…んたく「 ( ﾄﾞｽｯ ) 」く…っ 」








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桐 「 中間さんやろ？


なに馴れ馴れしく呼んどんねん 」









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冷たい目で私を見る淳太くんと照史くん。









それから2人を筆頭に


殴られ、蹴られ続けた。









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なんで私が…こんな目に遭わんとあかんの？









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そこで私は意識を手放した。









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