弱虫で、強虫な。【JWEST】

27話 ページ28

西畑 side









西 「 はぁ…はぁ… 」









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ヤバい遅刻するーーーっ！！









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あっ！ども！西畑の大吾です！←









ただ今走ってます！









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今日はAと久しぶりに遊ぶ約束してんけど、


二度寝したため遅刻してます。









自分から誘っといて、


二度寝して遅刻するとか最低やろおおおおお←









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昨日柊真から久しぶりに連絡がきた。


そして、その連絡内容が









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金 『 Aと今日会ってんけど、


なんかあいつ元気なかってん。


多分なんかあったんやろうけど、


強がって何も言わんくてな。




やから、大吾に頼みがあるねんけど、









Aを元気付けてくれんか？


何があったか聞いても、


多分あいつ何も話さんから、


気晴らしにどっか連れてってあげてほしい。


それで少しでもAに


心からの笑顔が戻って来てくれたらええから 』









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ってお願いされた。









最後に " 俺にはもうそんな資格ないから"









寂しそうな声でそう付け加えて。









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なんかよう分からんけど、


最近Aの様子がおかしいのは薄々感じとった。









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前はウザったいくらい来とったLINEも、


今はピタリと来んようになったし、


テレビで見た時も、


無理やり笑顔を作っとるような感じがしたから。









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それは俺の気のせいやって思てたけど、


今回の柊真の連絡でなんかひっかかるし…









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そう思てしばらく考えた後、


明日Aと出かけることにした。









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確か明日オフやったはずやし、


久しぶりに大阪でめいいっぱい遊ぶか。









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そして今日の朝、遊びに誘うとAはOKをしてくれた。









とりあえず一安心。









これで柊真が言うてた通り、


気晴らしになったらええねんけど。









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ってか今は一刻も早く待ち合わせ場所に行かな！









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西 「 頑張れ、俺ぇぇええええ← 」








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