227話 ページ40
神山 side
兄組が出ていった後、
残された俺らは言葉を発することなく、
椅子に座って俯いていた。
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“ この先俺らどうなるんやろ？ ”
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苦労して掴み取ったデビューが。
絶対8人でテッペンとることを夢見てた日々が。
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何もかも崩れ去りそうや。
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今更自分がやってもうたことを
後悔しても遅いのは分かっとる。
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やけど、後悔することしか出来ひんのや。
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俺に出来ることなんて…何も…っ。
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ｶﾞﾁｬｯ
神 「 ！？ 」
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�� 「 …話があるんやけど
聞いてくれへんかな？ 」
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部屋に入ってきたのは兄組。
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部屋に入ってくるやいなや、
�陲舛磴鵑�真剣な顔でそう言った。
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その表情に少し驚いた。
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最近の�陲舛磴鵝�
心あらずって感じやったから。
やけど、今は凛としとる。
まるで何かを決意したような顔。
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どうしたんやろ？
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ふと�陲舛磴鵑慮紊蹐鮓�ると、
照史と淳太がおった。
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照史 は 淳太 を支えるように立っていて、
淳太 は今にも倒れそうなくらい
足取りがおぼつかない感じやった。
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そして�陲舛磴鵑蓮⊂隼� と 淳太が椅子に座るのを見て、
俺たち一人一人の顔を見ながら言った。
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�� 「 …みんな…ごめんな 」
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作者名：凪優月
| 作成日時：2016年6月4日 16時
