215話 ページ28
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金 「えぇー！？」
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柊真は“教えてくれてもええやん”と呟きながら口を膨らます。
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え、可愛い←
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貴 「そういう柊真はどんなお願い事したん？」
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私の問いかけに柊真は大きく目を開く。
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金 「俺？
俺は…
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内緒ー！！！」
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貴 「はぁ！？」
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金 「Aが教えてくれたら教える〜！笑」
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そう言って柊真はあっかんべーをして車の方に走っていった。
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貴 「いや、ちょう待ってえや！！！」
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今日の柊真なんかめっちゃ意地悪やん！
そんないじわるな性格やったっけ！？
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でも、なんやろ…？
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この神社に来たからなのか。
それとも柊真が一緒にいるからなのか分からんけど…
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ほんまに心が軽くなった。
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そして…
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胸の音がめっちゃうるさい。
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作者名：凪優月
| 作成日時：2016年6月4日 16時
