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211話 ページ24

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貴 「 柊真どこ行くん? 」









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あの後、私は柊真の車に半強制的に乗せられた。









外に出たらマスコミとかファンの人に見られるかもやから出たないのに。









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柊 「 ええとこやで 」









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柊真に今さっきから行き先を聞いとるのに、


返ってくる答えは一緒。









教えてくれてもええやん。









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少し不貞腐れた私は、


窓のところに肘を置いて外を眺める。









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窓の外には、たくさんの人が歩いている。









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家族で買い物をしている人。






友達と遊んでいる人。






楽しそうに話しているカップル。








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みんな楽しそうに笑っていた。









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そんな姿を見て羨ましく思う。









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昔メンバーとあんな風に楽しく買い物したことがあったのに。








休みの日とかみんなに出かけたりしたのにな。









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貴 「 みんな…ずるい 」









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私がどんなに望んでも手に入らないもの。








それを持ってる人が羨ましい反面


ずるいと感じる。









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私も…あんな風に誰かと笑い合えたらな。









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金 「 … 」







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作品ジャンル:泣ける話
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作者名:凪優月 | 作成日時:2016年6月4日 16時

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