92話 ページ2
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ｶﾞﾁｬｯ
貴 「 お、おはようございます 」
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私がメンバーの待つ部屋に入ると
ピタリと止む話し声。
さっきまで楽しそうだった部屋が
一気に張り詰めた空気に変わる。
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桐 「 お前起きんの遅いねん。
どんだけ待った思とんねん、ぼけ 」
中 「 遅刻したらお前のせいやからな 」
神 「 こっちまで怒られるのはごめんやで 」
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私の顔を見るなり色々と文句を言うてくる。
もちろんその中には、
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�� 「 …早う…準備せぇや 」
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�陲舛磴鵑發�るわけで。
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私はただ一言「 すみません 」と言ってから
準備を始める。
私が準備しとる間も
メンバーの視線とヒソヒソ話が聞こえる。
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そんなくだらん事しとる時間があったら
コンサートで歌う歌の練習でもすればええのに。
そう思ってまう私は冷めとるんやろか。
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貴 「 準備終わりました 」
桐 「 ちんたらちんたら準備すんなや。
もっと早う準備せえよ 」
貴 「 …すみません 」
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照史くんの言葉に思わず謝る。
ってかここで謝らんかったら間違いなく殴られるから。
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�� 「とりあえずもう行こうや！
遅刻したらあかんし 」
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�陲舛磴鵑慮斥佞鮖呂瓩�
みんな車へと向かう。
今日は�陲舛磴鵑亮屬嚢圓�日や。
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車に乗ると私は一番後ろの席に座る。
むしろ、ここが私の指定席。
それ以外の場所に座ることなんてない。
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車が発進するとメンバーは楽しそうに話し始める。
その輪の中に私はもちろんおらん。
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もうこんな仕打ちも慣れてもとるし、
もう傷つかん。
ただ…
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貴 「 …っ 」
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たまに辛くなる時がある。
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きっと私は冷めとるんじゃなくて、
強がっとるだけや。
強がることが自分の中で出来る精一杯の
自己防衛やから。
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貴 「 …はぁ 」
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凪優月(プロフ) - パーナっす。さん» わわっ！そう言ってもらえるとめっちゃ嬉しいです！毎日チェックしてくださってるんですか！？なおさらやる気出ます(*´艸`*)はい！頑張ります！ありがとうございます(><) (2016年4月10日 21時) (
レス) id: 619bf0c67b (このIDを非表示/違反報告)
パーナっす。 - めっちゃおもろいです！更新頑張って下さい!(^^)!いっつも(毎日)←更新されてるかなぁ?って、チェックしてます(^_^) 頑張って下さいo(^-^)oﾜｸﾜｸ (2016年4月10日 21時) (レス) id: d1d7ffa097 (このIDを非表示/違反報告)
凪優月(プロフ) - 神山もえ。さん» もえええええええ！！(( コメントありがとう！本間に嬉しいで(*´艸`*) ありがとう！更新頑張る！ (2016年4月9日 13時) (レス) id: 619bf0c67b (このIDを非表示/違反報告)
神山もえ。(プロフ) - なーな！ またまた気になるところで…ww 更新頑張れ！！ (2016年4月9日 12時) (レス) id: f42d91551f (このIDを非表示/違反報告)
凪優月(プロフ) - 虹色ジャス民&パーナさん» ありがとう！！頑張るぜ(*`ω´*)ｷﾗﾝｯ笑 (2016年4月4日 19時) (レス) id: 619bf0c67b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪優月
| 作成日時：2016年3月3日 20時
