恋の架け橋 (ページ11)

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EP11 ページ11

『まつくがかわいかったからやろうかなって』

しめ｢何その理由俺じゃないの？｣

まつく｢しめ残念だったな！！！！｣

『はいはいしめもかわいいよ｣

しめ｢もぅ～｣

そんなやり取りをしてたらもう駅

元太｢じゃあ明日俺からコーチに話しとくわ｣

『うんありがとう』

ばいばいってして方向が唯一一緒なしめと電車を待つ

しめ｢ね、ほんとはなんでやろうと思ったの？｣

『え？』

しめ｢まつくがかわいいからってさほんとの理由じゃないでしょ｣

『ふふ、しめには叶わないなあ』

しめ｢そりゃあね、Aのことよく見てるもん｣

『私さ、今までなにかに夢中になったことなくて。
昔習ってたダンスもピアノも水泳も、全然好きになれなくてすぐやめちゃったの。
今日見学してたらサッカーをやってるみんながすごい輝いてて羨ましくなって。
私もあの輪の中に入れたらなにか変わるのかなあって』

しめ｢…そっか。俺はどんなAも応援するから安心してね｣

『なんだよ七五三掛くん頼もしいなあ』

しめ｢なにその呼び方！！｣

｢誰にも言うつもりないからさ、安心してよ｣

『ん、ありがとう』

約束ねっていたずらに小指を差しだすしめが

なんだかとってもかわいくみえた