これじゃ書けない ページ23
「ていうかキヨ、前の持ち主さんのいる住所とかわかるの？」
...わぁ。固まったよ。キヨが
実際に氷みたいにカチカチに凍る人初めて見たなぁ
「知らないんだね」
答えないキヨの代わりに私が答える
「ていうかキヨ、漢字とか...そもそも文字自体書けるの？」
...わぁ。さっきよりも固まったよ。キヨが
「書けないんだね」
答えないキヨの代わりに私が答える
「...キヨ」
私は氷になったキヨを溶かすような熱い瞳でキヨを見つめた
「ふ、ふう...助かったよA...
危うく一生凍ってるとこだった...」
「何言ってんのよ！
これじゃ手紙書こうとしても書けないじゃない！！」
ほっと一息ついているキヨの横で私は鬼のように怒っていた
なんだかこれじゃ腑に落ちない
私だって前の持ち主さんとお話しとかしたいのに...
「ん？何怒ってんだよA」
「あんたのせいでしょ！？」
もう！ほんっと馬鹿だね、キヨは...
どうしてこんなのを大事にしてたんだろ...私
もっと他にあったじゃない！
うさぎのみみちゃんとか猫のにゃあ太とか！
よりによってキヨが人間になっちゃうなんて...
神様は馬鹿なの！？アホなの！？
「もう、字は私が代わりに書けるけど、
あて先はどうするの？私じゃどうもできないよ」
ため息をつきながら私は言った
するとキヨはニカッと笑って、
「あぁ！そのことなら大丈夫だ！」
と自信満々に言った
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あれ？昨日のhit数が3桁...
あれ？お気に入り数と評価がたくさん...
あれ？お星さまが黄色に...
...夢かな？
思わず笑ってしまいました。信じられないです！
ありがとうございます！
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みな(プロフ) - りえりえ！さん» ありがとうございます！これからも気まぐれに更新していく予定なので、見てくださると嬉しいです！ (2018年7月11日 19時) (
レス) id: 6351a6398d (このIDを非表示/違反報告)
りえりえ！ - めっちゃ面白い！更新頑張って！！！このお話めっちゃ好きです！ (2018年7月10日 17時) (レス) id: 1e866a21ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みな | 作成日時：2018年6月10日 11時
