死んだと思われていた彼女が彼に会いに行ってみた ページ44
〇爆豪勝己
「っ…、A…？」
呆然として一瞬固まるけどすぐにハッとして強く抱き締めてくる。
「馬鹿…っ！馬鹿が…！！今までっ、今まで…ッ！！」
しゃくりあげて言葉が出ないかっちゃん。生まれて初めて声を震わせて泣く。
「ごめん、ごめん」何度も謝って抱きしめ返すけど、彼女を抱きしめたまま返事をしない。
しばらくして「…許さねぇ」って低く呟く。
「一生俺の傍にいねぇと、許さねぇからな…！」
泣きながら彼女を見つめて言う爆豪に彼女は微笑んで「わかった、ずっと一緒にいる」
〇轟焦凍
「…、…っ、…」
言葉が出ない。無言で彼女の頬に触れて温度を確かめる轟くん。
「A…、A…なのか？」
静かにオッドアイを濡らす轟くんに頷くと、強く抱き締められる。
「夢じゃ…、夢じゃないんだな？夢じゃないんだな…っ」
「A」「A」って何度も何度も名前を呼ぶ轟くん。
まず手首にキスをして、頬、それから唇にキスをする。
「会いたかった…、もう、居なくなるなよ」
酷く幸せそうな笑みを浮かべる。居なくならないよ。
〇ファットガム
「…俺ついにおかしなったんか…？」
目の前に現れた彼女を信じられないファットガム。彼女が見兼ねて「太志朗」って泣きながら名前を呼んで頬に触れると目を見開く。
「…ほんま、ほんまなんか…？ホンマに…っ」
多分ファットガムより先に彼女が抱き締める。それから「Aや…、Aや…っ！！」って泣き笑いしながら抱きしめ返す。
「本物なんやな…！？本物のAなんやな…！？」
えぐえぐと大泣きしながら何度も頬に触れて確認するから「そうだよ」って言うと本格的に泣き出す。
「今度こそちゃんと俺が守ったるから…、やから…、傍にいてや」
震え声のファットガムに「勿論」って微笑みたい。
〇ホークス
「っ…こんな、こんなこと…」
初めは目を見開くけど、彼女だって確信すると目に涙を浮かべ始めるホークス。
「A、A…っ」
両手で頬を覆って確かめてからぎゅっと抱き締める。全てから守るように翼でも覆う。
「ずっと…、ずっと、後悔してた…っ。ずっと、Aを…っ」
1番弱さが出るタイプ。多分彼女を守れなかった事を本当に後悔してる。トラウマレベル。
暫く抱きしめあって落ち着くと「もう1回、俺に守らせて」って真剣に囁く。
「何回でも守って」って微笑むと見つめあって口付け。
死んだと思われていた彼女が彼に会いに行ってみた(その2)→←他の人と恋仲なのに彼に好かれてみた(その2)
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あさり - ゲーム対決の死柄木さん神っ！私死んでる…？ (2021年2月22日 17時) (
レス) id: 5e6d1169a8 (このIDを非表示/違反報告)
ニンニク - もう心臓か逝きました (2020年8月10日 11時) (レス) id: c0f99f9f3e (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - もう毎話にやけてしまいますﾟ+.ﾟ(*´∀`)bﾟ+.ﾟ シリアスも甘いのもきゅんとします…っ (2020年5月4日 0時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
あろま(プロフ) - 皆様、待ってますコメントありがとうございました！一気に返信させて頂いております…！続編お持たせしました！これからも皆様にキュンキュンをお届けします！ (2019年8月10日 8時) (レス) id: 3a55b14ac0 (このIDを非表示/違反報告)
あろま(プロフ) - 白猫のようなさん» コメントありがとうございます！最高ですか…！感謝です！これからも最高と言って頂けるように頑張ります！ (2019年8月10日 8時) (レス) id: 3a55b14ac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あろま
| 作成日時：2019年7月11日 23時
