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恥ずかしくて、空いた手で咄嗟に顔を隠そうとすると、手が腕を掴んで縫い止めてしまう。
「…っ、う、意地悪…」
「そんな顔されたら意地悪もしたくなりますよ」
くつくつと彼が真上で笑う。それだけで顔が熱くなっていくのを感じていると、人の話し声が近づいてきた。
「…でさ、……」
「────…、明日…」
思わず背筋に力を込める私に構わず、ホークスは顔を寄せると耳に触れるだけのキスを落とした。
「っ…ひゃ、…、！？」
「…あんまり可愛い声出すと、聞こえちゃうかもね」
私はこんなに余裕がないのに、目の前の男は心から楽しそうに笑っている。
その笑顔を真っ赤にしてやりたいのに、私には為す術がなくて。
「ホークス、やだぁ…」
羞恥でじんわりと涙が目に浮かんで懇願するように声を絞り出すと、彼は目を見張って動きをピタリと止めた。
「…破壊力、ばりやば…」
ふい、と顔を逸らして口元を押さえるから、何を言っているかくぐもってわからない。
それでもじっとホークスを見つめていると、背中に手が回される。
「…意地悪し過ぎたね、ごめん」
"これから"優しくするから、と私を横抱きにするホークスの台詞に、顔が一気に熱くなっていく。
「…ずっと、こんな日を楽しみきしてたんだよ…？」飛び立つ直前、腕に擦り寄りながらそう言うと、彼は照れくさそうにはにかんだ。
「俺もおんなじ」
バサり、ホークスが大きな紅い翼を広げて飛び立つ。
──────そのとき、ヒラリ。
もう私には必要のないボロボロの紅い小さな羽根が舞落ちていった。
彼岸花：また会える日を楽しみに
途中からホークスのドS小説になってしまいました…。ホークス万歳！！←
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あろま(プロフ) - オーバーさん» こちらこそリクエストありがとうございました！お気に召して頂けて光栄です！期待させてしまってすみませんでした…。楽しみにしてらっしゃいましたよね…。なんて優しいんですか…！感謝感激です！頑張ります！ (2019年9月25日 23時) (
レス) id: 3a55b14ac0 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - リクありがとうございます！とても良かったです(´ω`*) ホークスの新作の件は残念でしたが、あろまさんの書く小説が大好きなので、大丈夫です(`ω´)b 執筆お疲れ様でした！！ (2019年9月25日 21時) (レス) id: 50e4bb27d4 (このIDを非表示/違反報告)
あろま(プロフ) - オーバーさん» お久しぶりです、オーバーさん！弔くんのお話好きですか…！？嬉しい限りです！鬼滅の方も読んでくださって感激です…！これからも頑張ります！ (2019年9月21日 23時) (レス) id: 3a55b14ac0 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - お久しぶりです、あろまさん！ 死柄木くんのお話好きです(´艸`) 鬼滅も楽しく読んでます(´ω`*) 更新ファイトです！！ (2019年9月21日 21時) (レス) id: 50e4bb27d4 (このIDを非表示/違反報告)
あろま(プロフ) - オーバーさん» リクエストありがとうございます！そうなんです！ついにホークスの新作を書きます！ずっと書きたかったお話なので自分でも楽しみです(笑)アネモネいつか書こうと思っていたので嬉しいです！了解です、荼毘ですね！いつもコメント感謝です！全力で書きます！ (2019年8月26日 11時) (レス) id: 3a55b14ac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あろま
| 作成日時：2019年7月1日 22時
