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「はあぁぁあぁああぁ………」
テーブルに突っ伏す。
いつもは美味しい昼食のサンドイッチも、今日は全然美味しくない。
…結局、あのあとはユリの家に泊めてもらった。
再び家に帰った時にはもちろんテヨンは居なくて、それからまた一日…
私はほとんど眠ることも出来ず、体調もどこか優れない気がする。
YR「ここまで大きいケンカするなんて珍しいわね」
「うう… ……あのね、私、テヨンアにサイテーなこと言ったの…」
YR「なんて？」
「……“私に文句言ったって、テヨンアが私のために時間作れるわけでもないじゃん”って…」
YR「あちゃー」
「他にも絶対色々言っちゃったの、ほんと最悪… そもそもきちんと『早く帰って来れなくてごめん』とも言ってない気が…」
YR「やらかしたわね」
「…時間作れるわけないじゃんって、テヨンアは活動終わりの休息期間に私のために時間割いてお泊まりしたいって言ってくれたんじゃん…。私バカすぎる……」
YR「それは確かに大バカ野郎ね」
飲み会、何か適当に嘘をついて早いとこ抜け出そうと思ってたのに、そんなことする暇もないまま気付けばどんどんお酒を入れられて
大切な仕事のパートナーの方々が居る前で、っていう緊張からか
途中からテヨンのために早く帰ろうって気持ちが薄くなっていってしまったのは事実。
…テヨン、仕事で相当ストレス溜まってたはずなのに
それでも楽しみに待っていてくれたところを、
早く帰るどころか、自分の感情むき出しにしちゃって、テヨンを困らせるなんて…
YR「生活のすれ違いって恋人には死活問題よね。あんたらは上手くやってると思ってたけど、やっぱり向こうがデビューしてこっちも働き始めたら今まで通りにはいかないわよね」
去年の春、それまでとは全く新しい生活が始まった。
これまで以上にすれ違うことが増えて、
思い返してみればデートはおろか、家で二人でゆっくり…なんて時間もこの一年であったかな？
だけど、それでも私は、テヨンの夢を応援したい。
もっと、彼を支えてあげられるようになりたい。
テヨンのことが大好きっていうこの気持ちを、
二人を苦しめるわがままにさせたくない。
テヨンだけは、絶対に譲れないの。
…私の、一番大切なひとだから。
スマホを確認しても、まだ返ってこない返事。
丸一日の未読スルー。
だけど、このままなんて絶対やだ。
テヨンへメッセージを送って、化粧室へ向かった。
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ミル - 学生時代の話の続きがとても気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年4月25日 10時) (
レス) id: c8b41b322c (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - はじめまして！このお話本当に大好きです！！これを読んでいたら2日連続でテヨンくんが夢に出て来てくれました…更新楽しみに待っています！！(^^) (2021年2月22日 0時) (レス) id: 600e5004d6 (このIDを非表示/違反報告)
Jun(プロフ) - はじめまして！全てのお話が最高すぎて感想をお伝えしないわけにはいきませんでした…ほんとに大好きです。これからも楽しみにしております！ (2021年2月18日 21時) (レス) id: b71dc645fd (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - ぴっぴ。さん» はじめまして〜〜コメントありがとうございます!!本当に期待です（ ; ; ）ハッピーバレンタインです〜（ ; ; ）（ ; ; ） (2021年2月10日 12時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - おはようございます！はじめまして！CDTVの見ました！！！期待しちゃいますよね（ ; ; ）ハッピーバレンタイン！！！！！！！ (2021年2月10日 10時) (レス) id: 1b43d45694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りの | 作成日時：2021年2月6日 21時
