・ ページ20
.
HC side
「二人とも、最近どう？」
MK「あっ、Aヌナに話したいことあったんですよ。この前…」
ヌナって本当に綺麗で、その上変に気取ることもなく、明るくて。
多分、こういうAヌナだからこそ
テヨンイヒョンも心を開いたんだろう。
テヨンイヒョンが羨ましい。
こんな風に、運命の人と巡り会えたこと。
俺はAヌナにそっと身を寄せ、囁く。
HC「そう言うヌナこそ、最近テヨンイヒョンとどうですか？」
「ふふっ、心配されなくてもうまくやってるよ(笑)」
HC「それなら良かったです！」
「そう言うドンヒョクくんはどうなの？いい感じの子は？(笑)」
HC「いや、僕はもう忙しすぎてそういうことしてる暇が…」
MK「ソルチキヤッカン、テヨンイヒョンとAヌナの関係が本当に羨ましいです。信頼し合ってるじゃないですか、熟年夫婦みたいに！」
「おっとマクヤ、ヌナをバカにしてるかな？？」
MK「あっ！熟年ってそう意味で使ったわけじゃなくて、」
「ふふっ、分かってるよ(笑) 冗談冗談。ありがとう、そう言ってくれて嬉しいよ」
でもほんと、マクヒョンの言う通り。
たま〜に今でも二人が一緒にいるところをマンション内で見かけるんだけど、
その時のテヨンイヒョンの安心しきった顔といったら… 付き合いの長い俺らでも見たことないくらい。
いや、Aヌナの方がヒョンとは付き合いが長いか。
いつも巨大な責任と重圧を負ってるテヨンイヒョンを、素のふにゃふにゃなテヨンイヒョンにしてあげられる唯一の人。
俺らも大好きな自慢のAヌナだ。
HC「それじゃあここでドンヒョギとマークは失礼します！お仕事頑張ってくださいね！」
「こちらこそ〜！わざわざ話しかけに来てくれてありがとうね」
MK「あの、もし良かったらまた宿舎来て、テヨンイヒョンと料理作ってください！」
「あ〜！いいね、テヨンアに相談しておくよ！二人ともお疲れ様、またね〜♪」
姿が見えなくなるまで手を振ってくれるAヌナの笑顔。最後まで女神様みたい。
“ふふっ、Aはほんとに… 最高の彼女”
滅多に人について語ったり、笑ったりしてなかったルーキーズ時代のテヨンイヒョンが、
にこにこ笑いながらそう話していた姿を思い出しては
なんだか俺まで浮き足立つような気持ちになってしまった夜だった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1041人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りの(プロフ) - 高橋ひなさん» コメントありがとうございます〜!!ご感想ありがとうございます本当に励みになります（ ; ; ）リクエストもありがとうございます!!お楽しみ頂けるように頑張って書かせて頂きます(^^) (2021年2月6日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
高橋ひな(プロフ) - うなんとも可愛いお話をありがとうございます、めちゃめちゃ癒されます(TT)りの様のペースで構いませんので、、マクドンみたいに他のリクエストとしてネオカル達sideに写るテヨンと主人公ちゃんどんな感じか見たいです(*'▽'*)これからも応援してます！ (2021年2月6日 7時) (レス) id: d9aa64fe3e (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます!!ご感想頂けて嬉しいです〜（ ; ; ）リクエストもぜひ書かせていただきます(^^)♪ (2021年2月4日 18時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - テヨンくんも主人公ちゃんもお互いに甘々でとても可愛いです!!リクエストなんですけど、NCTの他のメンバーに嫉妬するテヨンくんが見たいです!!よろしくお願いします(*^^*) (2021年2月4日 17時) (レス) id: d3ce958edf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りの | 作成日時：2021年2月3日 14時
