弱ったSnowMan

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宮舘side




朝、翔太の部屋に声をかけにいくと何やらぐったりしてる様子の翔太



熱はそこまでなさそうだけど要注意かな、なんて





昼前そろそろお粥食べてもらいたいし起こしにまた翔太の部屋に入ると




宮「翔太？！？！」




真っ赤な顔でさっきとは全く姿の違う翔太


寝てるだけなのに息は荒いし、汗の量だって半端じゃない




ちょっとこれはどうしよう……



宮「ちょっと誰かきてーーー」



考える間もなく誰かに助けを求めた




阿「どうした？…ってえ？！翔太やばいじゃん」



宮「俺が部屋に入った時からずっとこれで…」



阿「とりあえず車の手配してくるから汗拭いてあげたりして、財布の中にきっと保険証もあるだろうから持ってきてほしいあと一応袋ね」




冷静な阿部が指示してくれてようやく自我を取り戻した



汗を拭いてる途中で翔太が目覚めてしまった



渡「…りょ…た？」



宮「今から病院いくから、もう少しで楽になるから頑張れ」



渡「…手、」




宮「手？」



モソモソと熱い手が伸びてくる



宮「わかった。握っててあげる」




その瞬間にふにゃっと笑った翔太


可愛いとこあるじゃん




阿部から車の準備ができたっていう連絡きたし




宮「病院いくよ？ほら、背中乗って？」





熱い体が背中に乗ったのを確認して家を出た

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