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それから今の状態に持ってくるにはものすごくたくさんの時間とテクニックが必要だった
数少ない日本公演で距離を詰めるのは限界がある
意味のないカトクを送ってみたり
ほんの数分電話してみたり
でも君の攻略は難しかった
TH「ねえねえ、誰ペンなの？」
「TXTのヨンジュンです」
専らの年下好き
TH「Aは黒髪ロングが似合うよね」
「もうすぐ切ろうかと思ってます！」
褒め言葉が通じない
TH「そういうとこ好きだよ」
「なんて言いました？もっと大きな声で言ってください」
勇気を出した言葉は聞いてもらえない
「これテヒョンくんのキャラクターですか？」
TH「そう！TATAだよ！かわいいでしょ？宇宙人なんだ」
「絶妙な気持ち悪さですね！」
………。
まあ、成功したこともあるよ
…いくつかは。
それと、彼女はすごく真面目だった
絶対にアーティスト活動の邪魔は出来ない、と
オッパ呼びも許してもらえず
インスタグラムもツイッターのフォローもダメ
カトクは必要最低限(守ってなかった)
アミに疑われる行為はありとあらゆることが禁止だった
だから出会ってから2年間
彼女に指一本触れなかったのは、必然なのか、あるいはぼくがチキンなのかは、言わなくてもわかるよね？
2019年12月＿＿＿
TH「好き」
「え？」
TH『すき』
「は？」
TH「す…」
「わかった、わかったから、だから何ですか」
TH「付き合おう？」
彼女だってなんとなくは気づいていたはず
ぼくから向ける好意に、少なからず嬉しそうな表情はしていた
「…ごめん」
いつもハキハキ話す彼女の聞いたことないくらい小さな声
TH「…うん、そっか」
その�爐瓦瓩鶚瓩呂椶�がアイドルだからだろうか
Vではなく、キムテヒョンとして彼女と出会っていたら何か変わったのだろうか
TH「言えてよかった。ぼく女の人を好きになったの初めてなんだ、
あ、お母さんとおばあちゃんと妹は除くけどね？」
ふたりの間を流れる沈黙を破るように口を動かしながら立ち上がって、彼女の方を振り返った
まだ俯くように黙ったままの彼女
TH「どうしたの？」
そう聞きながら覗き込めば
「好きになるのが…こわいです」
君の大きな丸い目がぼくを、捕らえた
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naya(プロフ) - 七夕さん» ありがとうございます！！番外編いいですね〜準備が出来ましたら公開させて頂きますね！ (2021年3月23日 8時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
七夕(プロフ) - 完結おめでとうございます！ほんわかした終わり方で幸せな気持ちになりました…。次のお話のリクエストがなかなか思いつかず申し訳ないのですが、このお話の付き合ってからのお話を番外編として読みたいです♪ (2021年3月22日 1時) (レス) id: 3a53fa8496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naya | 作成日時：2021年3月1日 23時
