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JM「…」
TH「…」
どうしよう、埒があかない
ひとしきり言い合って、お互いの考えを聞いたけど
ジミナは、
お前があの子と恋愛するなら、関係を切る。の一点張り
どうにかして上手く丸め込もうとしたけど、結局はジミナのペースに飲まれて同じことを繰り返した
JM「はぁ…もう行くわ」
TH「待ってよ、まだ終わってない」
JM「終わらすって何？もう絶交するってこと？」
TH「いや、だから…そうじゃないって」
NJ「もうやめろ」
突然、状況を変えたのは
ナムジュニヒョンの登場だった
ぼくひとりじゃもうこれ以上どうにも出来ないと思っていた気持ちに、その声だけでなんか安心して、泣きそうになった
こういう場面はすごく久しぶりだった
デビューから年が経つにつれ、この業界での当たり前に慣れて、昔はよく7人で集まって、話をして解決していたのに、面倒な問題は自分で揉み消すか、嘘を重ねて隠し通すようになっていたから
JM「ヒョン…」
NJ「状況を説明しろ」
誰かが言い合ってる声を聞いてヒョンに報告したのか
それともここ1ヶ月のぼくたちの態度に痺れを切らしたのかはわからない
けど、ナムジュニヒョンの声は、怒ってはいなかった
全部を説明するのは、単純なことではなかった
きっとヒョンからすれば、初耳なことだらけで、まず状況理解から大変だったと思う
ぼくとジミナ、それぞれの言い分を、ヒョンは真剣に聞いた
だけど、正直、負けるかもしれないと思った
ヒョンは、この国の歴史をしっかり理解しているから
日本のことが好きだと、むやみに言う人ではないから
NJ「…うん」
ぼくたちは、言葉を待った
NJ「ジミナ、お前は、洋楽を聞かない？」
JM「聞きます…けど」
NJ「それと同じだよ。他の国のものを愛するのは、曲でも、人でも同じことだ。悪いことじゃない」
JM「いやでも、ヒョン、日本は…」
NJ「うん、分かるよ。日本は韓国に本当に酷いことをした。それを忘れてはいけないと思うし、そういう考えを持つことも別に悪いことじゃない」
ヒョンの声は落ち着いてた
ゆっくりぼくたちの心に落ちるように
NJ「でも、テヒョンが日本人を好きになったことを責めたり、諦めさせる権利はお前にはないよ。テヒョンが誰を好きになろうが、どこの国の人を愛そうが、それはテヒョンの自由だろ？」
ああ、ヒョンは本当にかっこいいよ
ヒョンの言葉は人の心を動かすんだ
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naya(プロフ) - 七夕さん» ありがとうございます！！番外編いいですね〜準備が出来ましたら公開させて頂きますね！ (2021年3月23日 8時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
七夕(プロフ) - 完結おめでとうございます！ほんわかした終わり方で幸せな気持ちになりました…。次のお話のリクエストがなかなか思いつかず申し訳ないのですが、このお話の付き合ってからのお話を番外編として読みたいです♪ (2021年3月22日 1時) (レス) id: 3a53fa8496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naya | 作成日時：2021年3月1日 23時
