て のひらの喜びを落とさないで ページ16
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ラッピングしてもらったものを受け取った後、彼を探す
あれ、どこ行っちゃったんだろ…
ぐるっと見渡すと、レディースのところで立ち止まってる彼を見つけた
なんか、ジーッと一点を見つめてる?
そっと近寄って覗いてみると…
『…わ、可愛い。』
「っ、びっくりした」
ショーケースの中にあったのは、可愛らしい華奢なピンキーリング
小さな宝石が真ん中に1つついてる
シンプルなのに素敵だなぁ
『…?もしかしてユンギ、これ欲しいの?』
「っばーか!ちげぇよ!なんで俺が…」
『だってずっと見てたから、』
「それは…その、」
途端にもじもじし始める
あぁー!!なんていきなりユンギにしては大きな声出して頭を掻く
「Aに、似合うと思って、」
だから無意識に見入ってた、なんて
この人は本当に酷い人だ
想いが抑えられないほど溢れ出てきそうで怖い
好きだなぁ…
『嬉しい…じゃあこれ買う!すいません、これください!』
「っえ、」
「了解致しました。こちらでよろしいですね?サイズはどちらにしますか?」
『あ…と、測ってもらえますか?』
「かしこまりました。」
優柔不断な私が即決したことにユンギは呆気にとられてる
ちょっと間抜け顔で面白い
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レオ - 良いお話ですね(泣)号泣してしまいましたT_T (2017年1月14日 16時) (レス) id: 4e75b968c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エマ | 作成日時:2016年12月30日 23時