こ れからの関係 ページ35
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「曲を、選んでほしい…です。」
『…っ』
「え？私たちが選んでいいんですか？」
曲を…？
彼の言葉に、私は驚きを隠せなくて
だって、私の知る彼は
音楽に対して一切妥協は許さない人で
自分で決める以外に選択肢はないような人だったのに
防弾少年団の中でならSUGAが1番タイプなんだと言ってたジスちゃんは、目がキラキラと輝いてて
一方彼はというと、そんなジスちゃんの視線を全く気にすることなく
私の方を見ている、気がするだけ…
彼のことを見ることができないから、分からないけど
痛いくらいにまっすぐな視線を感じるの
「いや、…イム、さんに。お願いしたいんですけど。ダメですか？」
一気に身体が熱くなる
イム、さん
初めて呼ばれた苗字が胸を縛り付ける
「え、先輩が？」
びっくりするよね、ジスちゃんは知らないから
私たちの関係なんて何も、言ってないから
「はい、イムさんにお願いしたいんです。いいですか？」
強い口調に、強い視線に、部屋の空気
私も馬鹿じゃないから。
貴方が怒ってることだって、貴方が私を憎んでるんだってことくらい分かるよ
その真っ黒の瞳の奥が、怖いくらいに深い色をしているんでしょ？
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エマ(プロフ) - パコラバンヌさん» パコラバンヌさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）前の作品でもコメントありがとうございました！一生懸命頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします(^^) (2016年12月21日 18時) (
レス) id: 9dd6b0053a (このIDを非表示/違反報告)
パコラバンヌ(プロフ) - エマさんの新作！またまた面白い予感です！！！頑張ってくださいね（*＾＾*) (2016年12月21日 6時) (レス) id: f312053190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エマ | 作成日時：2016年12月20日 23時
