る いせん ページ34
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手を伸ばせば触れられる距離に
あの彼がいるのに、私は何もできなくて
上手く笑えてる気がしないの
笑顔が崩れてる自信しかないの
おかしいよね
私ってもっと、上手くできた人間だと思ってたのに
ただただ弱い、1人の女だったんだね
必死に顔を作っても、眉間に皺が寄っちゃうの
そうでもしなきゃ、泣きそうで
そうでしないと、名前を呼んでしまいそうで
「……っよろしく、お願いします…」
『では椅子にお掛けになってください。早速ですが、今回のコンセプトを決めたいんですけど、、、』
「こちら資料になります。初のソロデビューということでして、私達一同全力でサポートしますのでご安心くださいね！」
ジスちゃんと私で彼に今後のことを説明していく
あぁ、やっぱりむりだ
彼の目を見ることができない
私が見れるのは、せいぜい口元だけ
薄い彼の、淡い色をした唇しか見れないや
「………あの。」
『はい、どうされましたか？』
ふいに声をかけられる
自分のことでいっぱいだったから気づかなかったけど…
ユンギ、声が震えてる
それがなんだか、苦しかった
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エマ(プロフ) - パコラバンヌさん» パコラバンヌさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）前の作品でもコメントありがとうございました！一生懸命頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします(^^) (2016年12月21日 18時) (
レス) id: 9dd6b0053a (このIDを非表示/違反報告)
パコラバンヌ(プロフ) - エマさんの新作！またまた面白い予感です！！！頑張ってくださいね（*＾＾*) (2016年12月21日 6時) (レス) id: f312053190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エマ | 作成日時：2016年12月20日 23時
